遅れてるとは言え思いついた時にやっていかないと
溜まっていきますからね。
そういうわけでZUN氏の今月のラジオ、都条例と茨歌仙の
話をTwitterから転載。追記とかはほぼしてない。
敢えて言うならこの説明が追記。
ラジオの発言を聴いて終わりじゃなく、彼の作品外の
コメントを作品考察に還元できないと、
意味ないんじゃないかって気がするんですよね。
別に彼の知り合いでも何でもないんだから、
呑み配信なんて暇人でもなければ聴いても仕方なくて。
そこは矢張り、人気作品東方を作ってる偉い人、として
作品とセットで情報を求めてしまうんですよ。
それを例え彼が否定したところで、彼の意志だけで
地球が回ってるわけじゃないですからね。
僕は勝手に彼の言葉を肥やしにしたいと思う、それだけで十分。
彼が作品にロジックを込めたいと思うように、
彼を見る側にもロジックがある。その違いは、
カタチになって売買されるかどうか、という程度でしょう。
・関連記事
先日の2軒目ラジオ第5回まとめ
http://furcas.blog39.fc2.com/blog-entry-569.html
酒ラジオのメモ
http://furcas.blog39.fc2.com/blog-entry-568.html
紫土下座は神主の土下座願望じゃないかということを
考え始めましたね。彼の社会への韜晦意識、
先日条例の件で「オタクも謝る時が来た(意訳)」とも
言われてるのを考えると、紫が月人に謝ったあの行為は
紛れもなく、ZUNさんの発想でしょう。
しかし、儚月抄では紫土下座は最大の事件です。
荒れたピーク。つまりオタクはここでも反発している。
条例の件と同じようにね。
一部の読者はあの土下座も肯定的に見ているとは思うけど、
これが世の常ということ。
「オタクも謝る時が来た(意訳)」というのは
sake- radioの
「こっち側ってまとめるのも良くないけど、もの作ってる側も悪かったと言わないといけない時がきてると思うんだよね」
に続けて
「ちょっとオタクも考えた方がいいと思うよ」
と言われたのをソースにしています。
ものを生産・消費する、「オタク産業」という単位で
今回の規制も見ていたのではないか、と思ったので、
そう意訳しました。 これを
紫を始めとする妖怪社会と月人の対立に重ねるということは、
地球の幻想郷という独立自立した循環系を認めるということなる。
更に先日の2軒目ラジオ第5回では東方茨歌仙は
「道徳を問う内容」「東方でしかできないかも」と言われてて、
これはまさに穢れた循環大系である幻想郷を提示することで
善悪・良悪について懐疑・思考させる作品ということで。
これは条例の件で言えば
犯罪描写も見た上で道徳を学べという姿勢ですよね。
しかしZUNさん自身はこの表現を「普通じゃない」とも
自覚しているんですよね。汚いものを見せて綺麗さを学ぶ
(反面教師)というのは理想的な行為じゃないって
分かってるからこそ反体制的にやってて、
でも(商業誌でやって)いいのかな?っていう迷いもある。
だから社会的に見れば「謝った方がいい」という意見になるし、
作品内ですら増徴した妖怪は謝る部分はあるという表現に
なってるし、茨歌仙にしても 説教というか歪んだ独善を
押し付ける華仙を商業誌で主役にしていいのかなっていう
疑問を感じてるようだ。ZUNさんには表現の危機感に自覚がある。
今月のラジオ2本では神主の華仙に対する気持ちについて
結構大事なことを言われてた気がするのよね。
あれは今までの東方みたいにゲーム用に配置した記号
じゃなくて漫画の物語用に創出されたキャラ人格なのだから、
テーマ性があって当然だけど。
多分だけど、フェブリって何万部とか売れてないでしょ?
求聞史紀とか資料系は万行ってるとは思うけど、
コミック化待ちでどうせコアファンしか雑誌買ってないでしょ?
だとすれば、商業雑誌と言いつつ神主には同人販売より
小規模な作品発表なんじゃないかな?
皮肉なことに。とても皮肉なことに。
その辺を考えたら、じゃあ神主は茨歌仙で
どんな表現(物語・テーマ)を選んでいるかということだよね。
同人より小規模な、同人東方の更にコアファンが
商業誌でわざわざ読んでくれる漫画原案をどう考えてるか。
そこには間違いなく複雑な葛藤がある。
こんなのでいいのかな?っていう。
そういう神主の葛藤も汲み取って茨歌仙読みましょう
ってことですね。いやー、作家はそこで敢えて
「何も考えずに読んでねw」って言っちゃうでしょうけどね。
先日の2軒目ラジオで「茨歌仙イイらしいですよ。」(小此木)
「それは良かったです、あれをイイと思う人がいて。」(ZUN)
と答えた、あの言い方がたまらないw
「あれをいいと思う人が居て。」って句点付けたくなるような
落ち着いた言い方だったんですよね。
酔っぱらいつつも、シリアスに言ってるような。
それは勿論一部で言われてるように儚月抄への反発も
考慮しての茨歌仙の苦悩でしょう。
商業誌で自分の作りたいものを作ることへの懐疑とか。
所詮僕の深読みでしかないけど。
ラジオを記録する時は毎度言ってるように、
そういう口調・論調から気持ちを読み取れるようにしたいって
思うんですよ。それができなかったら意味がないっていうぐらい。
口調ニュアンスによって話の大筋さえも誤解される可能性
があるテーマじゃないかなと思ってて。
神主が「そんなことないですよ」と言ったとして、それを
「そんなことないですよ!」
「そんなことない、ですよ?」
「そんなことないですよw」
「そんなことないですよ・・・」
では雰囲気が全然違いますよね。これすごく大事だと思うんですよ。
ツイッターも同じですけどね。文語は難しいです。
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