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~萌畢竟~思索考究

メインは東方雑記など。他マンガアニメゲームニコ動に言及。時々絵を描く。最近はTF玩具レビュー多め

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7/29:予定外でしたが、公開されて間もないバットマン
「ダークナイト ライジング」を観たのでその感想記事を。
http://furcas.blog39.fc2.com/blog-entry-748.html

7/28:今月の残る更新予定としては、Febri茨歌仙の感想になりそう。

7/22:苦し紛れの更新で、前号Febri茨歌仙の感想書こうかと思ったが、
案外長くて面倒だったので、自分のネトゲ懐古語り的な記事を書いた。
むしろ時間かかって、誰が読むんだこんなものwって感じだが
http://furcas.blog39.fc2.com/blog-entry-747.html

7/21:いやはや、今月はなぜかブログ訪問者が多いようですが、
残念ながら僕の方は就活などあって、予定していた記事が
どれも半端なままになっています。

7/17:近況と予定。何かの感想か絵を描こうと思いつつポケモンや諸用に
時間取られて発表に至らずにいる。

7/17:ニコ動にて、東方のマイリストが限界だったので新規リスト作成
http://www.nicovideo.jp/mylist/32952585

7/9:Togetterにて、奈須きのこインタビューとZUN作家性についてなど
http://togetter.com/li/335520

7/7:インタビューズにて、この半年で個人的に覚えてる出来事
http://theinterviews.jp/aerium/4287005



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個人的な点数で言えば50点ぐらい。
ネタバレは無いつもりです。

最近スパイダーマンと連続だったけど丁度バットマンも公開始まったので
正直行くつもりなかったのに世間の人気に押されて観てしまいました。
ノーラン監督のバットマン三部作の最後らしく、
某超批評でも「パワーダウンしてるけど見るしかない」とか言われてたので
確かにそう言われると前作が好きじゃなくても気になりまして。
そういうわけで僕の今回の感想はかなり否定的です。

ツイッターで大まかな感想を書いたので、とり急ぎその転載だけです。
でも否定的な意見をこれ以上詳細に述べても読む側は不快にしか
ならないのではって気もするので、多分追記などしません。

――――――――――――――

外出ついでにダークナイトライジング観た。
前作と印象は同じで、長いクライムドラマって感じ?
ジャンルとしてはアメコミというよりダイハードやミッションインポッシブル
みたいなエンタメだと思う。バットマンのキャラが活かされるわけではない。

やっぱ僕個人としては近年のバットマン三部作の面白さが判らない。
日本のネットの様子でファンが多いイメージはあるし、
バットマンがアメリカで人気キャラだとは聞くが、
ノーランのバットマンが唸る程の作り込み、だと思う要素はない。
個人的に映画としての魅力は「並以下」である。

前作ダークナイトで良いと感じた部分は所謂「道化」
それもアメリカらしい狂った犯罪者、アナーキスト?の見本と
言えるほどのキャラ性をジョーカーで表現・演技していた部分だと思った。
正義や秩序の在り方の葛藤が奥深い・革新的だとは全く思わなかった。
そこは今更なテンプレだ。

その回答としてバットマンの復活=ダークナイト「ライジング」を
じっくりと見せて、現代アメリカの秩序について考えさせられる・・
ような事は無い。ネット社会が発展し、兵器もどんどん進化する現代で
こんな個人の怪人がアナログにテロ事件起こせるという事への
疑問がまず浮かぶ。そこはいかにも漫画的だ。

そんなコミック的要素を残しつつ「実写化=疑似現実化という迫力」が
この手の映画の魅力だと思うが、このノーランのバットマンはそんな
近年のアメコミ映画よりもっと社会・クライムドラマ性を重視されている。
大人はそこが大まかな魅力になるが、静的なドラマは
近年の映像美的映画のジャンルに向いてないと個人的に思う。

ウィキペディア「クライム映画」
>映画黎明期から犯罪を題材にする映画はあったが、クライム・サスペンス、クライム・コメディとやたら使われ出したのは1990 年代に入ってからと言われている。<
こう書かれているが僕の短い映画史認識でも大体そんな認識だ。
この文脈にノーランのバットマンもあると思った。

観た後の感想でダイハードやミッションインポッシブルに似てると言ったが、
テロ鎮圧に奮闘してハイウェイ壊したりしてる様はダイハード4とか、
それと今年観たミッション~ゴーストプロトコルのトムクルーズに
バットマンの俳優が似てたり、あるシーンが似てたり。
どこかの映画で観た要素が散見される。
街ごと封鎖・占拠する手口・演出はTFダークサイドムーンも記憶に新しい。
バットマンが乗ってるマシンも似ている。
そこで単純に比べてしまうとCGバトルの迫力がある分、TFの方が
断然面白い「映画」=映像娯楽になってるじゃないか、
というのが僕の単純な判断であり、評価だ。

動的な映画は観てて疲れるとか、苦手という人であればまさに
オススメできる映画なのだろう。
2時間半くらいある長い尺でも、状況・場面が着々と変わっていくので
ドラマとして飽きない。俳優たちの風格をじっくりと眺めることになる。
(僕は字幕で観たので吹替えの声や演技が合ってるかは判らない)

それと気になるのは映画でのアレンジがどれくらいあるのか。
売店で原作コミック?も売ってたのだがベインのデザインが違うっぽいし、
実写リアリティのためにデザインも脚本も大幅にオリジナルなのかもしれない。
結局映画化の評価を考えるには原作(?)と比べるしか無いんだろうなと思う。
そこまで興味はない・・



前作ダークナイトとかのファンで、ライジングにも期待して観に行く人
が居るんだろうけど、そういう人とは残念ながら僕は合いそうにない。
率直に言って僕にとっては面白くない部類の映画だった。 
インセプションの方がコンセプト的な面白さがあったな。
もしくはバットマンの活躍を増やすとか希望したい。

まぁそういうわけで、今の時期映画に行くなら、
バットマンよりスパイダーマンをオススメするかな。
映像娯楽としての爽快さとかで。  
純情な主人公とアクションバトルのスパイダーマンと、 
大人たちが暗躍する犯罪都市・テロ映画のバットマン。なかなか対照的だ


テーマ:ダークナイト ライジング(The Dark Knight Rises) - ジャンル:映画

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最近 記事書く時間なくて、昨日の個人的な話題を転載しておきます。

自分語りとネットコミュへの帰属意識、回帰願望、的な話。
殆どの人には全く共感できない話かもしれません。
高二病の類とも言えますが、僕は人が帰る場所とか
或いはいつも通り過ぎる場所で待っていたい、という感覚がある。
それはリアルよりどちらかと云えばオンラインゲームや
ネットコミュニティという場所。

ハードがもっと進化すれば、スカイプやボイスチャットどころか
誰もがリアルタイムにテレビ電話的な映像コミュニケーションを
取れる、SF世界的な利便性が実現するかもしれないけど、
僕の感性では今のところ、最も心地良いコミュ度合だと感じるのは
2005年前後?~00年後半ぐらいのオンラインに対応し始めた
家庭用ゲームなどでした。
ボイスチャットでスムーズに雑談とかではなく、
短い定型文や略語挨拶などをやっている時代。
それも、そのゲームシリーズが熟知・効率化される前の、
黎明期~最初の過疎の波が来る頃、とか特に楽しかったように思う。
ただの懐古や美化が混ざってるんでしょうけど、
例えば近年のモンハンはあまり面白くないとかいつも言ってる通りです。

と、まぁ大まかに言いたいのはそういう話題なのですが。
上述のようなネトコミュ・ネトゲに対する回帰幻想を抱くようになったのは、
アニメ『.hack//SIGN』や 自分の数年間の廃ゲーム体験を通して
そういう感情、ネトコミュのやや黎明と言える時期の”どこかの誰か”との
出会いと別れの哀愁体験があったから、だと時々思い出すのです。

「思い出は億千万」とかニコで流行った曲もありますが、あの感じとか。
前にゲームで出会ったあの人は今何やってるのかなとか、
それは僕自身が夢破れた負け組的な大人になったから、
余計に懐古的な心境になるんでしょうけどね。
でもゲームを通した出会いってきっとそうなる。
20才前後でネトゲや対戦ゲームにどっぷり(数年)嵌ってしまうと
一流の大学や企業に行ける気がしないし。
べつにそれが個人の人生体験として悪い選択だとは言えないと思います。
ツイッタでも言ったことがあるけど、何の不満もない金持ちになる人生より、
コンプレックスがあっても負け組でも、思い悩む人生が楽しいかもしれない。
幸福かもしれない。

…とは言っても、僕でもあの選択は失敗かなと思う事はあって^^;
この歳で就活してると、明確にやりたい仕事があったなら
美大より専門学校の方が良かったのではないか、って
今になって少し暗い気持ちになります。
アカデミックな美術・芸術も面白いけど、今の時代どう考えても
生活の足しにはならない。村上隆にはなれないし。
それに本当にコンシューマゲームが好きなら、専門学校の方がまだ
何かのグラフィッカーにはなれていたのではと…
いやー、現実的な話になってくると本当に寒いなこれw

――――――――――――――
もう十分語り直した感じですが、
昨日はIRCで2時間ほど上で書いたような懐古雑談していたのと、
ツイッターでも少し触れた気がするので、そこを転載しておきます。
上の話よりもっとくどい原文を読みたい暇人向け。

●IRCの雑談ログ(相手の名前は伏せ、公開許可を貰ってます。)

●以下はツイッターからの転載。修正は殆ど無し。

IRCの話からホームランドの事を思い出したがまだオンやってる人居るのか。
懐かし過ぎる。知人の名前とか思い出し始めると懐古やばい。
さよなら言えた人、言えなかった人・・ 
ゲームの繋がりって数年以上続けるのは難しいものね
久々に長話、と言っても2時間ぐらいじゃないか。
ホムランやってた頃毎日何時間も雑談してたのが異常に感じられる・・
若かったからなのか・・
改めて自分のルーツみたいなものを思い出したが、
ゲーム周辺のネトコミュに常駐して 毎日出会う沢山の人と
短いコミュを重ね、ああ自分生きるってこんな事かい?って
物思いにふけるような、ただそれだけの人生、
ネット上の居場所という憧れ、.hack以後からそんな幻想に捉われてる

今でこそ、東方に骨埋めそうな心境が少しあるけど、
それだけが択とは思ってないし、俺が生きてる間に
もっとゲームが進化するだろうし、娯楽作品を通じた
自分の人生の見通しなんてできるわけがないけど、
でも今まで10年ぐらい自分が彷徨ってきたネトコミュの
居場所って自覚的にまで求めるものかしらと。
短いようでとても長かった大学時代とその前後年の
ゲーム周辺ネトコミュ体験は、スキルアップの価値観から言えば
無駄で完全な失敗でしかないが、個人的な価値観・文化的幸福
という視点ではとても意義があった事だとも思える。
僕は僕の人生をまだ肯定的に見ている。

ゲーム、という点では00年後半のオンライン対応するようになった
家庭用ハードが、今ではあり得ないようなネトコミュの面白いバランス
だったと思える。今ほどそういうゲームの形態がこなれていなかった、
スペックなども無かったからこそ。
モンハンでドスの頃が一番良かったとか懐古紛いの話をした事もある。
あの規模の人気、シリーズが流行り始めた時期、ハード性能、
だったからこそのバランスでゲーム・コミュ体験の面白さが成立していた。
これからのモンハンにあれは望めない。

そして07年ニコ動によって最早ゲーム内でコミュしようという考え方
は必要無くなってきた。そこに創作の敷居を解放された東方が根付いた。
この東方の成功は本当に様々な文脈・影響が重なったからこそであろう。
最初は創作の切欠程度だったのが、東方の世界観(或いは作者の価値観
とも言うべきもの)に自分の居場所幻想が結び付いて、
今はある意味での廃人、帰化幻想者?のようになった。 
幻想郷の結界は万一入る事が出来ても生きて出られないのかもしれないw
ひぐらしで雛見沢から離れられない雛見沢症候群があったので、
東方から離れられない病名があってもいいかな。
幻想の患者。L5とかに対して、東方でも幻想患者レベルを設定しよう。
4~5は幻想郷に行ったまま帰るつもりがない人か(適当に茶化して終わる)



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なんと?二週間もブログ更新してませんね~@@
僕はあちこちのサイトで更新(アウトプット)してるので、
前々から更新履歴を統合した方がいいのかなと気になってました。
それで更新事項という記事カテゴリも作ったけど使い勝手悪くて。

ツイッターで告知しておけばいいやと思っていたけど、
ツイート数が多いと読みづらいだろうし、
やっぱブログのトップ記事に更新履歴を書いておいた方がいいかなと。
近況的なお知らせはそこに書くようにしようかと思います。

余程暇な人でなければ、1週間か2週間に一度、そこを確認されると
いいかなと。
RSSは僕自身あまり使ってないので、ツールごとに更新情報が
どう表示されるのかわかりません。
なのでブログトップに記事を置くのは邪魔になる予感もある・・

具体的な話ですが、更新履歴は
月単位で記事1つ、記事カテゴリは「更新事項」にしておきます。
ツイッターやタンブラーは毎日更新なので履歴には書きません。

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7/6: 微追記修正



第4回は山場になりそうな予告をしていたけど(多分)、
予定していた同人誌とは別の感想になって、別の意味で山場(謎)
になってると思います。
シリアス系の漫画6本ぐらいですが、コメントがやや長く、
特に記事後半は1つの事で長々と粘着気味な話になってるので
読んで不快になる方もおられるかもしれません。
逆にそういう同人語りを聞きたいというアレな方も
おられるかもしれません。
公開していいのか?と少し気になったけど、
「どんな滅茶苦茶な感想であれ、それは一人の読者の声」
と言えなくもない。
さァ、ここに馬鹿がいますぞー、指をさして笑いなさいという立札。
まぁ後半は、個別記事にした方が良かった気も。


――――――――――――――――――――――――――――

・『踊り場』/七月のむじな/2011.3./36P
サンプルhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17080432

それぞれの「踊り場」でのふれ会いをテーマにしたオムニバスな漫画。

レイマリ・勇パル要素などあり。祭の日にそれぞれが踊り場へ集う。
と、書いてしまうと一言で終わるのだが、セリフ控えめに情景描写
を中心にした漫画である。街並みやモブの暮らしも見受けられる。
そういった、絵から雰囲気を感じ取る読み方が好きな人に向いてそう。
僕は知人から勧められて?本を頂きましたが、どうやらこの作家、
Pixivを見ると東方板で頻繁に見かけるイラストが多い。
本人が板住人とは限らないが、熱狂的なファンが身近に居るようだ。
僕のイメージでは狸魔理沙とかニーソパルスィのエロ作家かも。


――――――――――――――――――――――――――――

・『岩魚の怪00』/日々鳥々/2012.5./30P
http://shop.melonbooks.co.jp/shop/sp_212001050483_hibi_iwana00.php

萃香が不思議な夢を見て、貧乏な霊夢の為にイワナを釣りにいく。
霊萃香カプ要素あり。

という概要だけでは謎だが、実際この本だけではまだ先が読めない。
長い怪奇話のプロローグだろうか、「01」は期待して読んでいたが
もう1年以上に経つので忘れた^^;
本人は長編を描き切る覚悟があるのだろう。
画力はかなりのものだが、陰にトーンではなく線をざっくり引く
絵柄なので、絵に時間がかかっていて、その見所を評価するか、
がこの本の価値とも言える。
個人的にはもっとペンによる影の線を詰めるとか普通にトーンを
使った方がすっきり見えると思うんだけど…。
原作は知人のSS屋だろうか、『岩魚の怪』という民話は普通にあって、
まんが日本昔ばなしでも有名だが
http://d.hatena.ne.jp/niguruta/20110729/1311916772
そういう既存作品のアレンジなのか、それを東方とどう絡めるのか、
その見通しがまだ立たない。この本に関しては、単に
貧乏霊夢と萃香のカプ漫画、と言えるかもしれない。
正直に言うと、シリーズが完結してからオススメしたい。

――――――――――――――――――――――――――――

・『ROLE』/夜桜庭園/2012.5./20P
表紙http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=27413071

さとりと早苗が仕事上、地底でわずかな接触を持ち、その心情を量る。
シリアス小話。

短編だが説明なしに伝えられないので、具体的な内容に触れて語る。
融合炉設営の一環なのか、早苗が開発計画のためにさとりのもとを訪れる。
そこから偶然、近くの葬式に立ち寄ることになるのだが、
早苗はさとりの雰囲気?や言動に違和感・不快感を察知する。
さとりは、地底の妖怪が忘れられ消滅するさだめにある事を、
人間である早苗に当てつけのように語る。
さて二人の心情は如何に?、といった話である。そう読めた。
作者はこの観念的な会話描写から意味を察してくれという
作風のようだが、はっきり言うと、僕にはよく分からなかった。
順番に見ていく。
まず旧都?の街並み、普通の古い日本の街並みである。
地上の里のように見えるが、作者的には旧都も普通の民家が並ぶのか。
そこから葬式へ行く事になるが、ここまでの会話に異常は見られず、
早苗が「馬鹿にされているような」と唐突に言う理由が読み取れない。
そもそも、仕事の取引先の相手にいきなりそんな事は言えない。
このセリフ自体が丸い吹き出しではなく四角い吹き出しの
早苗の心の声ならまだ理解できるが。
例えばここまでの会話で、妖怪サトリらしく相手の心を読んだ
一手先の会話になっていれば、それも理解できるが。
結果的に解釈して、さとりは最初から暢気な早苗への当て付け・嫌味として
葬式へわざと誘導した、のかもしれない。無いか。
葬式は民家の庭で普通に行われており、お燐とお空が居る。
これもおかしなもので、広い旧都の偶然駆けつけた葬式で、
お燐とお空だけが先に居る、という状況の意味が分からない。
作者的に意味はなく東方の原作登場キャラだからセットで描いただけ
かもしれないが、ここもこじつけて考えるなら、
さとりが最初からペット二匹に葬式を手配させていたのか?
さとりは妖怪が忘れ去られると完全に消える存在だと語り、
個人的な八つ当たりだと加える。
最近の一次東方では、茨歌仙で幻想郷の妖怪は実体を持った
変てこな奴らだと言われているので旧都の妖怪も忘却とは
無縁なのかもしれない。そうでなければ勇儀たちは消えている。
本に戻るが、
早苗「悪意でも敵意でもない」
さとり「身の上がわかってしまっているのだから」
という終盤のセリフから考えると、
八つ当たりなのに悪意でも敵意でもなく、さとりが早苗の
身の上を知って語りたい事、となれば、外来人である現人神の早苗も
いずれ人間の忘却から死滅する幻想存在だと伝えたかったのか、
それとも相手に対し傷付けるほどでもない自虐や不安感の吐露
だったのか、とか。これも曖昧な推測しか思いつかなかった。
個人的には絵もセリフも情報(ヒント)が足りなかった。
タイトルの「ロール」…演技?

――――――――――――――――――――――――――――

・『ひとまわり』/夜桜庭園/2011.3./22P(20)
サンプルhttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17222414

紫が古い思い出の風景を求めて射命丸と共に山を歩く話。

上と同じサークルの本。こちらの方が線が細くて個性的な絵に見える。
少しまた観念的な会話と情景のシリアス短編。
紫と射命丸は公式なら文花帖で式にしても良いとか、
からかわれていた遣り取りが記憶に残っている。
この本の話では、紫が遥か昔に観た風景を求めて射命丸と山を散策する。
結局古くて残っていないのだが射命丸も紫の郷愁を感じ取って、
自分も思い出に残そうとする。
短いながら、登場人物を2人に絞っているし話の収まりが良い。
敢えて言うなら絵も感情ももっと詰め込む手はあったかもしれないが、
この短い収まりで特に不満はない。
タイトルは「ひとまわり」…『記憶する幻想郷』によれば妖怪の記憶も
60年で歴史以外リセットされるような記述があるが、この本のような
紫個人の思い出は彼女の歴史として残っているのだろうか…
それは二次でよくある幽々子の生前との付き合いなども同じであろう。
妖怪に思い出の郷愁はあるかどうか?
萃香は人間との嫌な思い出がある。それとも伝承に残る、歴史だから?

――――――――――――――――――――――――――――

・『真夜中の見えないキス』/よぬりめ/2012.5./50P
http://shop.melonbooks.co.jp/shop/sp_212001049277_yonurime_mienai.php

霊夢は魔理沙が飛べるようになった頃の感情に捉われ葛藤する。繊細カプ漫画。

このサークルは度々イベントで見かけるが、買った記憶に新しいのは
バレンタインの本。女性的な視点のカプ漫画は好きなので買った。
この本自体は、少し値段が高い。それでもそのサークル独自の
カプ感情演出センスには変え難いと思う次第である。
内容だが、先に書いた通り、レイマリ両想いが前提にあって、
魔理沙が空を飛べるようになった時、霊夢の手を離れる寂しさ、
その葛藤を抱える霊夢側の視点に少し寄っている。
ややクール?素っ気なく見える霊夢と、明るく面倒見が良い魔理沙。
言葉にすると二次のベタなキャラ付けだが、漫画としての
絵やセリフの配置がキャラの表情・感情をきれいに見せている。
少女漫画的、と言うほど男性から見てクセの強いトーン処理など
しているわけではないが、間の取り方・コマ割・心のセリフ、
吹き出しの中にもトーンを、など、多分男性ではあまりやらない
漫画センスだと思うのだ。
特段作画密度や画力が高いわけではない。
でもこの手のジャンルで必要なのはキャラの心情、その移りを
いかに演出するかであろう。
この作者の画風もあって、軽く描かれている顔にも魅力を感じる。
タイトル通りの話になるが、これを読みながら頭の中では
『月夜を二人で抜け出す程度の能力』(イオシスの少女綺想曲Vo.アレンジ)
が流れていた。2008、僕が東方に興味を持った頃に
一番好きだったロマンチックな曲だ。
機会があれば、この本と一緒にどうぞ。

――――――――――――――――――――――――――――
・『When You Wish Upon A STAR』/薬味さらい/2012.5./44P
http://shop.melonbooks.co.jp/shop/sp_212001051015_yakumi_astar.php

星の魔法を使う魔理沙が白蓮との出会いで過去に捉われ葛藤する、
キャラ設定(過去)補完漫画。

感想は正直に書こう。(前置きがとても長いです)
ゾウノセさんと言えばPixivでもそれなりに人気の、版画っぽい?
独特なイラストの人だ。妖怪要素、ちょっとダークな描写、
ギザギザの歯などを好んでいるように見受けられる。
漫画本活動はまだこの一年ぐらいで始まって、これで3冊目にあたる。
とは言え、どれも十分なページ数でキャラを補完的ストーリーで
描いているので、一冊毎が印象に残り易い。
短期間でも東方シリアス漫画ファンに着実に評価を得ている筈だ。
そういうちょっと嫉妬的な感情も込みでの感想だが、
先日も個別スレが立って、ラストに賛否こそあれ、作風+生産力で
彼のファンは揺るぎ無いように窺えた。
ラストが良いだの半端だのは問題ではなく、
毎回これだけのページ数でキャラエピソードをがっつり描ける、
というセンスと生産力自体が評価に値しているのだろう。
それは大凡、東方シリアス準大手、ぐらいの風格である。
まぁ人物の話はともかく。
僕は前作の『走狗ノ牙』に期待していて、しかし読んでみると
案外…と云うか、終わり方が「え、そこで終わるの?」という
半端な印象があり、このページ数は何だったの、と
逆に腹立たしくさえ思った。終わりが半端に感じるという事は
作者の意図・意欲は別の所にあったとも考えられる。
僕は勝手にそれを、東方キャラの妖怪的な本能=ダークな描写
部分だったのではと受け取った。
星の本は結局買ってないけど、現状どの本も印象的なのはそこだ。
個人的には、シリアス長編である限りはストーリー性の方に
興味・期待を持っている。長い読書体験の末にどんな感覚へ
導いてくれるのか。
で、その僕の挫かれた天狗への期待は別の方向へ化成した。
ツイッターを読んで頂いている方は一部ご存じであろう、
今年4月頃の「風神録で椛の撃破後カラスが飛び去る件」も、
実はこれに端を発する。あの時の事情説明で口籠もったのも、
後日説明記事を書くと言ったのも、『走狗ノ牙』感想の事である。
それは当時も軽く言及したかもしれない。個人的な執着で
間接的に多くの人を巻き込んでるような…。
あの本を委託で買ってすぐ読んだ後、天狗の生活を考えるために
(=ゾウノセさんの本を批判したいがために、だ^^;)
妖怪の山と天狗社会を描写した同人誌を思い起こして集め、
またそう言った描写がありそうな新刊も態々買って読んだ。
東方における天狗描写、一般認識と過去作品の文脈から
射命丸や椛の扱い、その他名無し天狗の存在について網羅し、
『走狗ノ牙』に物申したかったのである。暇なキチニートの末路。
そうして記事の準備をしていた頃に風神録の椛カラス騒動、
つまり率直に言えばアルムバンドさんが先にToggetterで
話題拡散されたので、僕の『走狗ノ牙』への積み上げた執念も
霧散したのであった。
(カラス話題を表のTLへ持ち出したのは僕なので自業自得か。)
椛の耳有り無しなどに拘っているのはまた別だけど。
以後、このサークルの本はもう買うまいと誓っていた。
しかし先日のスレで新刊のラスト賛否の話題になった時、
過去にたった1冊読んだぐらいで作家の事を語れるものではない
と思い、それに最近寺組を贔屓しているので白蓮が気になって、
結局買うに至ったのである。

長い前置きは終わりにして、今回の魔理沙本感想。
最初に書いた見出しの通りだが、白蓮と接して葛藤に陥った、
魔理沙の過去と星型魔法に掛ける想いが語られる。
ややネガティブな過去補完ストーリーである。
ネガ描写が最後まで解消されずに終わる、という作風なのか。
グラデトーンが多いと言われると確かにそうかもしれないが、
表情パターンの少なさの方がちょっと気になったりする。
それも作風の内か。目が点になった時の方が可愛い。
漫画の大まかな構成・コマ割、ギャグの挟み方などは
いつも安定して上手い。最後ブツ切りになる脚本には
賛否あるかもしれない。今後もこうなるのか。
この本で言えば、魔理沙の負の記憶が解消されないという
だけでなく、前半白蓮との関係が主軸にあるかに見えて
結局白蓮は変態ママキャラというだけで投げっ放し。
元より魔理沙本というだけで他の魔法使いは脇役なのか。
また、魔法使いキャラが総出で何かするわけでもなく、
この本のテーマはあくまで魔理沙の過去補完であると思われる。
魔法使いの定義についてそこに絡めてあって、
根源という言葉が出ているが型月の起源?的なもので
魔理沙の不の記憶が星の魔法になっている、と言えなくもない?
「人心の棄却」が魔法使いの条件と言われるのもそこか。
ゾウノセさんの所謂ダークな演出やキャラエピソードには
どうしても一次原作の違和感も付き纏う。
魔理沙は原作で人間の象徴、恐らくレギュラーで最も
人間らしい役にあるキャラだと思っているので、
ここで人心棄却した魔族の定義となると、それこそ上で触れた、
型月的(僕はよく知らない)魔術観も連想する。
それならそれで話が膨らんでくれれば個人的に面白い気も。
でも棄却と言っても、人を殺しても白蓮は弟や魔理沙を愛したり、
魔理沙も殺したと思ってる親の事で葛藤してるわけで、
じゃあ何を捨てたんだろう?(※追:白蓮は人殺しはしてませんね、多分)
『空の境界』アニメは少し観た事があるけど、
人を殺す事は云々~って話があって、「殺人考察」だっけ、
(余談だけど僕が去年合同誌でちょっとネタにしていたのもそれ。)
でもやっぱ東方にそういうシリアス定義を持ち込むと
何かしらの違和感が発生するのではという予感もある。
眠くて話がグダってきてるので終わります。
あまり有意義な感想にはならなかったかもですね・・

――――――――――――――――――――――――――――
・ついでに、以前書きかけていた天狗社会本紹介もここに載せる。

アルデヒド『新聞大会に出てみよう』
公式の設定にあるような、天狗達が新聞で競うエピソード。
以前私も感想書いた記憶がありますが、健気に頑張ってる可愛さ、
みたいな本だったかな?(うろ覚え)
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0010/24/85/040010248534.html

青 天狗関係本
椛本の方はまだ積んでるっぽいですが^^;
はたて本の方は、はたてのナイーブさ?をストレートに
表現していた気がします。モブ天狗も出ていたような。
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/00/91/040030009148.html
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0020/00/21/040020002199.html

ぐんば『あしあとふんで』
阿求オンリーの本でしたが天狗社会と人里の関係を具体的に
描いていて興味深かったです。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17318980

泡沫幻燈屋『白鴉ノ声』
かなり長いシリーズ物のようで、僕は最新刊しか読んでないのですが
登場人物は天狗に絞って、上下関係の描写やバトル描写が中心。
求聞史紀など公式設定を強く踏襲してるわけではなく、
割と二次テンプレ的なキャラ付けとオリキャラ・オリジナル服とか多い。
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=23900229
――――――――――――――――――――――――――――

テーマ:東方Project - ジャンル:ゲーム

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pixivご無沙汰 日々の事 ツイログ一気読み tgt話題録 tumblr抜粋メモ nicolistほぼ東方 interviews.jpg自分の事 twitpic日記画像 亜奇数(Furcas)
  • Author: 亜奇数(Furcas)
  • ニコ厨。ゲーム廃人。東方廃人。血液型厨。こっそり絵師。
     東方話題が多いけど、サブカル・芸術などを対象に表現論とコミュ論をモヤっと書き綴る。
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    ゲームは主にスマブラ ポケモン モンハン、心綺楼。
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