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~萌畢竟~思索考究

メインは東方雑記など。他マンガアニメゲームニコ動に言及。時々絵を描く。最近はTF玩具レビュー多め

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明けましておめでとうございます。本年もうっかり生きてたら宜しく、
(よろしくお願いしますだと誰に頼むんだよ?厚かましいって感じなので、
「よろしそうだな~と自分は思う」みたいな)

色々考えても結局更新できなくてこんな突発になりました。
人生は唐突に変わるから面白い、という幻想(それは酔っ払いが見る一時の夢だ!)。
生きるか死ぬかは矢張り重要な問題ではないのかもしれない、
幻想の美しさに比べれば。
まあ与太話でも聴いてくださいよ。
-----------------

神主は僕にお寺を継げって言うんですが、それは無難なアドバイスで
言ってるだけかなって思ったんです最初は。

でも今日考えてたんですが、ありがちな推測として
神主は「天才タイプの霊夢に憧れる努力家の凡人魔理沙」に投影してるのかな、
ってのがありまして、しかしこれは
魔理沙は都会(人里)を捨てて田舎(森の奥)に移り住んだという
現代の若者の逆じゃないですか?神主もこれは逆になってる。
それは幻想郷だから逆の思考(より暢気な暮らしをしたい)とも考えられます。
もう少し考えてみると(これは今日初めて思い至った事です)、
ZUNさんが幼少から近隣の神社やお寺に遊びに行くのが楽しくて
その思い出から今神社を舞台にした作品を書いてるのだとすれば、
文字通り人里離れた山奥の神社に住む「浮世離れした」巫女(霊夢)、
ヒトから何を学ぶ事もなく超然と魅力的な個性を放つその存在こそ
彼の理想・幻想なんだろうなという事です。

そうすると僕が田舎に帰って寺を継いだ方がいいという話は、
そんな霊夢を思い描くZUNさんからすれば当然薦めるべき
「幻想的な選択肢」なのかもしれない。

深読みから始まるのもまた宗教になり得る、キケンですね。(今年の教訓)



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2015/1/31:抜けてた補足を最後に追記

8/31の出雲旅行記、無駄に具体的な話たっぷりでお送りします。
―――――――――――――――――――――――――――

・(割と長い前置き1 神代幻想

早いもので、とある旅行から1年になりますか。
(そのレポは記憶の底に沈んでしまいましたね…)
今年も色々な縁か、あるいは穢れた欲の導きで幻想の地へ赴きました。
白馬で博麗神社を探し始める前、2008年頃?
僕が最初にここだ!と思ったのは出雲の近く「日本初の宮」と言われる
須我神社でした。かなり古い記事です>http://furcas.blog39.fc2.com/blog-entry-215.html

香霖堂の記述は霖之助の妄想であり、神主の後付け設定だろうから、
博麗神社が須我神社だと考えるのはかなり強引な発想だと自覚できます。
「共感いただけない」かもしれません。それでいいと思います。
順当に考えれば神主が思い出深いのは故郷などでしょうから。
その意味ではここが博麗神社だろうなと思う場所は別にありました。
しかし、それを踏まえた上で個人的に幻想を感じるのはまだ、
出雲の方でした。僕は同人誌を買う時もそんな「自分だけが見つけた」
マイナーサークルに幻想を感じてしまいます。
長野・白馬の方は既に何人か探訪されている事でしょう。
めぼしい神社を細かく調査された方もおられるでしょう。
出雲も交通的にはかなり行きづらい場所にあり、数年前に僕が
妄想記事を書いた程度では誰もまだ行ってないかもしれません。
僕は生きてる間に一度は須我神社に行ってみたいと思っていました。
何でもない寂れた神社、そして恐らく…「元ネタではないであろう」
本当に何でもない神社。そこに一人でふらりと行って沁み沁みしたかった。
それが僕の東方クリアの1つだと思っていたのです。
以下少し端折りつつ?(端折らない)探訪旅行のレポートを書きます。

・(前置き2~往路

旅行に行くことに決めたのは結構直前。
父方の実家が岡山(県境寄り)なので帰る機会は数年に一度あって
例の記事以後は「やくも」に乗るなら出雲に行きたいとも思っていた。
前回母とそんな話をしていたけど、先に亡くなってしまった。
今回も東京からでは遠いので乗り気ではなかったけど、いつも通り
直前になって決断した。去年の東方探訪から、旅行が好きになった。
東方探訪は交通費1万円や2万円以上の価値があると感じた。
(あるいは、僕の中の幻想がその価値を超えた。)
調べてみると案外、東京から出雲大社直行バスが片道1万円。
しかも乗ってみるとよく乗る関西ー関東のバスでは見た事ないほど
豪華なバス。新幹線並みの席というか。ちょっと驚き。
そして…この話はしない方がいいかもしれないけど、
自分のブログなのでやっぱり書いてしまおうかと思う。

・(東方にあまり関係ない側面

僕は去年から艦これも多少やっていて、最近復帰して
公式漫画や小説にも興味を持ち始めた。
瑞鶴というキャラが好きで、幸い主役の小説も出ている。
東方なら自分の好きなキャラメインの公式小説が出るなんて
まずあり得ない事だろう。これはとても幸福な事だと思う。
二次SSを殆ど読まない自分だが、流石(ミリの)プロが書くものは
元ネタ知識がかなりしっかりしているように見える。
(あとキャラ性格の描写が素人よりとても丁寧)
東方では元ネタはあまり注目されないが、これでもかと言う程
戦時中の歴史が解説されつつ艦これ世界に反映されている。
ある意味、東方元ネタ厨的には馴染みやすいジャンルかもしれない。
そして小説を読んでいるとゲームでは伝わらない世界観の細部が
隅々まで説明されている。これは神主ならあり得ない。
ともかく、公式漫画や小説を読むとかなりずぶずぶと世界観に嵌る。
歳を取るほど移入心が強まる僕は行きのバスで数時間小説読んで
すっかり瑞鶴たちが大好きになっていた。
艦これを通して東方とのキャラ愛の違いについて考えたい
と最近では思っている。気持ち悪い言い方だが、
この旅行は瑞鶴と一緒に居るんだ!とさえ思っていた。
折角良いバスだが旅行の往路では緊張やらであんまり熟睡できない。
それも旅行の愉しみ。案外早く出雲に着いてしまった。

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・(出雲到着~町の様子

バスの途中では雨だったので心配していたが、岡山から出雲に出ると
すっかり快晴だった。海が近いのもあってか?
観光地とは言え、朝の9時で大鳥居~参道の茶屋はどこも開いてない。
歴史ある町並みという程でなく、ハイカラな喫茶とローカルな店が
交互に並んでいた。民家もあるし、大鳥居の下にはガソリンスタンド
そして信号だらけという無粋さ。

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最近ニュースで富士山に電柱が合うとか合わないとか話題が
あったけど、鳥居と電柱が並んでうまく写真撮れないのは
ちょっと不味いなぁとは思った。これが日本で最も歴史ある神社か?
一応、バスターミナルが参道の端、神社直前にあるので
長い参道の茶屋に客が少し入りにくい気がした。
電車の駅はと言えば、大社前駅は超ローカル感あふれていて
有名な観光地とはちょっと思えなかった。カフェは横にあったけど。
土産物屋はジュエリーが妙に多く、どうやら出雲の勾玉特産なのか、
近年の女性向け縁結びツアーを意識しての事だろう。
日本一の観光地を自負する京都民からすれば、ここの観光業は
あまり発展していないという印象だった。勿体ない。
それとも遠隔地相応の需要しかないのだろうか。
奈良の三輪神社付近のような印象に近かった。
まだ午前で出雲そばの店につい入りたくなったが我慢した。

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・(出雲大社~

100m以上の松並木と広い自然公園。神社の境内という感じではない。
この広さで飲食禁止だと少し疲れる気がする。
つい最近、広さで有名?な明治神宮に行ったけど、中にレストランが
あったり、休憩ベンチがあってあれは公園らしかった。

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そうして拝殿・本殿、でかい。
まだ午前とは言え観光客がぞろぞろ歩いている。
お年寄りの団体ツアーは手際よくガイドさんが解説して回っていた。
境内社は多く一周歩いて回るだけで1時間以上、そして宝物殿がある。
宝物殿は小さい博物室で、年間行事と歴史、刀剣や模型、天井絵が
観られる。最後に入口の係員に天井絵はなぜ7雲なのか?
という話を振ってみたのだけど、個人的な解釈なのか神社全体の
テンプレなのか、多少納得できるような話は聞けた。
天井絵7雲については数年前調べた時から気になっていた事だ。
9雲の絵が神魂神社にある、という話も最後にされていた。
(しかし冷静に考えると一般公開されてないと思う…)
いつも肝心な時にコンパスを忘れてしまうのだが、神社の方位に
ついても少し訊いたら、出雲は黄泉の見張り?になっている
かもしれないとかそんな話もあった。
本殿、大国主の向いている方角の解釈について邪推的な説も
あったかな?出雲について調べたのが数年前なのでおぼろげ。
まぁそういう歴史家の邪推は神社の人は嫌がると思う。
お守りの販売所では遷宮記念で「蘇り」というお守りがあって
黄泉にちなんでるのかなという気がしたのでそれを買った。
(次の遷宮まで僕は生きてられないだろうなぁ)
おみくじは「全て良し」という大吉っぽい内容。ホントかー?

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そのまま広い神社の敷地の裏手(西北側)に出ると
稲佐の浜へ行けるようだが、見た感じ歩いて行くのはキツそう。
丁度その参拝客を狙って蕎麦屋や土産物屋があった。
この土産物屋は大きくて、大社や勾玉のキーホルダー、日用品、
酒類、食品一通りあった。島根の地ビールも何種類かあった。
ここで買うのが正解、と思ったが目当ての神社で買うべきだったと
少し後悔する……。
この時まだ12時半、午後からは日御碕というバスで数十分の岬に
行くと大きな神社があるのでそちらに向かうか、すっぱり諦めて
念願のスサノオにまつわる神社に行くか迷うところ。
一人旅で、しかも僕は観光地をピンポイントで回りたい性格ではなく
神社とあらば片っ端から回りたい、そして地域全体の雰囲気を
把握したいと思ってる、いわゆる民俗のフィールドワーク?が目的。
そうなると初めての土地で散策にどれくらい時間がかかるか読めない。
特に地方のバスは本数が少なく終バスが早いので
注意深く行動しないと帰りが面倒なことになる。
日数が限られているならタクシーを使わないと
バス待ち30分単位の痛手が響いてくる。

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・(古代出雲歴史博物館へ http://www.izm.ed.jp/

まだ甘かった。午後から博物館をサクっと回れば
神社も間に合うと思っていた。
この博物館は非常に近代的なオシャレ建築でしかもやたら広い。
出雲大社のわきにあるので近いが少し面倒でもある。
客入りは少なめで管理費が心配なところ。
(コインロッカーは無料。カフェもある)
まず入り口から受付が丁寧で質の高さを感じる。県立パワーである。
ここに行ったのは正解とも失敗とも言えて、
半日かかる程広くて出雲の歴史を満喫できる内容だった。
教科書に載ってるような土器や埴輪が網羅されている。
速足のつもりだったが3時間半かかって、乗り継ぎの都合を考えると
もはや神社巡りは難しかった。せめて近隣だけでも、と思い
記念に海を見たくなった。

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・(稲佐の浜~初日終わり

方向音痴なのに惰性と勢いでどんどん歩いてしまう癖で、
結局稲佐の浜に向かって歩いた。普通の住宅地ばかりだけど、
至る所に小さなお社はあった。何の神社かは分からない。

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阿国の墓は有名で、他は無人の正直マイナーな神社だと思う。
時間やばいと思いつつ結構全部見て回った。
やっぱり浜までは歩いて20分近くかかる。スマホのマップでは
この辺りは正確に表示できないようだった。
海の近くでも案外潮の香りなど分からないものだ。
何年も海水浴に行ってないので浜が見えた時は嬉しかった。
しかしこの時点ですぐ帰るべき時間。稲佐の浜展望台という標識
があったけど、しばらく坂を歩いてこりゃ無理だと引き返したり。
ここからはかなり判断がシビアになってくる。
稲佐の浜はごく普通の海水浴場で客は数人程度。観光客も数人。
大岩に小さいな祠があった。その近くで地ビールでも飲みたかったが
時間がないので海水で軽く手を洗っただけ。いつかのんびりしたい。
そして無謀にも浜から外れにある因佐神社という場所を目指した。
いかにもローカルな住宅の奥。マップが見えなくてかなり焦った。
神社はと言えば、名前的に因幡かと思ったらタケミカヅチだった。
確かに所縁ある神だがこんな外れに祀られているとは。
出雲大社周辺は取り敢えず回れたので満足の1日だった。
(帰りは岡山までどうにか終電に間に合った)

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・(2日目 松江探訪への決意

本来なら、ここで終わる予定だった。
法事があり、親戚と話してあら夕方、となる筈だった。
運命は自分の力で変えるものだと、ひぐらしで学んだ部分もある。
旅行なんて滅多に行けるものではないから、
その1回のチャンスをどう活かすか、時間配分は強引にでも
調整すべきだと思う。
僕はプラン通りにゆったり旅行したいなんて思えないたちだ。
夢中で走り回って、滑り込みセーフの連続でこそ感動がある。
かなり悩んだけど、親戚に無理を言ってやっぱり何としても
須我神社に行きたいと決意をあらたにした。

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岡山の桃太郎で有名な神社や後楽園のオシャレなビアガーデンに
行く予定だったのだが、何もかも投げ捨ててでも、今、
須我神社に行かなければいけない気がした。
僕は刹那的な人生計画で、自分がいつ死ぬか分からないと思ってる。
母が、「今度出雲行こうね」で行けなかったように。
平和の国日本でも命はあまりにも儚い。
命への執着、周りに迷惑をかけてでも願いを叶えたいというエゴ、
僕にとって東方探訪は穢れと欲に満ちているようだ。
そうして岡山から再び出雲方面へ、どうにか間に合う電車に乗った。
松江という場所は、出雲市からでも少し遠く、名所も多いようで
中々出雲と松江両方を1日で回るのは難しいor無理だと思う。
何せ地方なので夕方にはあらゆるお店が閉まりバスも無くなる。
松江と言えば東方関連で言えば小泉八雲も気になるが、
須我神社とあと何かを回ればそれだけで時間が限界だった。
神社1軒でも十分滑り込み状態だった。

・(はじまりの地 ~ Wondering phantasmal place.

ちなみに須我神社は島根の神社一覧?ガイドマップ
(博物館に置かれていた)にも書かれているし一応無名ではない。
ただ最寄駅から10km程あって、バスもあるらしいが
待ち時間が難しいのでタクシーで片道5000円という手になる。
運の巡りは良かったようで、僕が乗ったタクシーの人は
僕と変わらないか僕より神社に詳しいぐらいのおじさんだった。
(他の話もしたけどかなりインテリ風の人で内心驚いた。)
昨日出雲の博物館などで読んだ事を一通り知っていた。
新しい発見とまではいかなくとも、現地の人と出雲一帯の
神社や観光の話を1時間以上したのでタクシー代は
ある意味それに払ったような感じ。
確か往復で丁度1万円だったけど、神社何軒も待って頂いたので
そこは本当に有難かった。
相手も話せて嬉しかったのか、それとも料金サービスしてでも
客を捕まえておく方が地方タクシーでは儲けになるのか…。

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普通の道路沿い。須我神社への看板はいくつかあった。
とても正直に言えば、「日本初の宮」という伝説が
正しいとはあまり思っていない。神社という様式が
中世以後に広まり、記録にも残っていったのだと思う。
その記録技術の問題もあって10世紀以前は余程大きな
ものでもなければ全く記録が残っていないだろう。
(タクシーの中でそんな話もした。)
ともあれ、今自分があの夢見た神社に立っていると実感できない。
2008年学生だった頃に「生きてる間にいつか行きたい」という
漠然とした夢・幻想を抱いていただけだった。
その後博麗神社のモデルのヒントを色々と得ても
僕の頭に浮かぶのはいつか須我神社の境内に立つ事だった。
気持ち悪い話だが、そこでこそ霊夢に「会える」と思っていた。

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取り敢えず機械的にあちこち写真を撮れるだけ撮りはした。
神社で高い石段を上るという立地は少し珍しい。
つい、石段というだけで博麗神社の面影を求めてしまう所はあった。
そして境内の天を突く御神木、三月精「二つの世界」にある木の結界を感じる。
社務所には普通の田舎らしいおばさんが居て気軽に対応された。
一応名所という事もあってか、名前入りの神酒やグッズもある。
普通のお守りと神酒を自分用に買ってしまったが、
後になって知人への土産もここで買うべきだったと後悔した。
おみくじは地味に吉。
社殿に関しては特に何も感じ入る程の事は無かった。
敢えて言えば、自分にとって須我神社というイメージが
長年がっちりと固まっていたのだろう。
想像の美化は現実を超えてしまうものだ。
石段を登って、脇には御神木、イメージ通り。
ネットでは気付かなかったが、その横も石段のような地形で
境内社が並んでいるという、これまた少し変わった配置。
社務所の人に横は何ですかと訊いたが
「ごく一般的な~~社です」と言われていた。
境内はすっきり整頓されており、正直「これだけか」
という寂しい足取りだった。イメージではここで2時間は
ぼんやりしてみたいと思っていたのだが。

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少々罰当たりながら僕は神社の裏手なども必ず見るようにしている。
境内右奥(北東側?、コンパスはないが道の方向的に須我神社は南向)
にも鳥居があって山奥へ続く道だった。
登り始めると階段らしく整備はされている山道がかなり長く続いている。
何度か曲がる箇所もあり、獣道というか林業用?の分かれ道の痕跡も
そこにはあったように見える。

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タクシーを待たせていて30分程度と言ってしまったこともあり、
そもそもこの山に登るべきではなかったわけだが、
(境内眺めるだけで30分経っている)
それもまた自分の欲の導きとしか言い様がない。
ここが自分の夢見た地、この悲願さえ叶うなら
僕の人生が終わってもいいとさえ思っている。
ある程度登ってまた奥が見えないような長い道が見えた時は
時間的にはアウトだなと思いつつ行くしかないという決意だった。
タクシーのおじさんと、それから現世を捨てるような感覚。
僕は私服もスーツやYシャツの服装をしていて、この時も
片手にお土産提げてるという、いかにも仕事帰りのような、
現実的な服装で知らない土地の山奥を走っているシチュエーション。
幻想入りってこうなのかなとも思った。
行きは夢中で一本道のつもりでも、かなり距離があるので
迷って帰れないという不安がよぎった。山の中では方向感覚が無くなる。
ある程度登った所に縄が貼られていた。その先にはお堂が見える。
いよいよ幻想入りの予感がした。

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そこを超えていいのか?と少し躊躇ったりもした。
全く非現実的な話ではあるが僕はこの日本に生まれ育ち
心のどこかで1%くらいは神の存在を肯定しているように思う。
その1%が僕をこの遠方の山奥まで運んだのだ。
僕は幻想郷が、あって欲しいと思っている。

手を合わせ、結界を超えた。
その先には二手に分かれた丘とお堂があった。
この出雲に来て最初はなるべくお賽銭には五重縁を入れていたが
財布で尽きたのでそこからは仕方なく1円を置くしかなかった。
この先にもまだ道があり、途中のお堂にお賽銭を置かないと
道に迷ってしまいそうな恐怖があった。
奥が見えないほど長い直線の道。
汗をかき、蚊に刺され、息切れをして先が見えない山道を走る。
幻想入りという言葉を今間違いなく実感していると思った。

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開けた丘の上に木造の鳥居があり、奥と、横にも小さなお堂が
あったように思う。それぞれが神社という扱いのようだ。
細かく調べてはいないが、この山周辺の領主か何かだろうか。
須我の山の上にこれほど奥まった社があるという事に驚く。
ここにも1円を置いて、そしてまだ求めていた。その先を。

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道は途切れるようになくなっており、藪の中。

道がないという事は実は恐ろしい事である。
僕は道がある限りどこまでも歩いて行って探索する性格で、
これは3Dアクションゲームでフィールドの抜け目(バグ)
を探したりする基本だ。しかしこの時恐怖したのは、
道がなくても道があると信じてどこまでも歩いてしまう、
という事。ここで道はなくても、進みたくなってしまった。
あと一歩で、あと一歩で幻想入りできるかもしれない。
今僕が諦める次の一歩こそ境目かもしれない。そして更に次が。
幻想への欲望がループを起こしている。
ここで踏み留まる者は現実に残るのであろうと。
かなり科学的・物理的な思考が強い自分ですがこの時は
常識を少し捨てていたように思います。
無い次の一歩を踏み出した。
土手の端がずるりと崩れた。
慌ててバランスを取って後ろに下がった。
この先には博麗神社や幻想郷があるのかもしれないけど、
僕はまだこちらに魂が引かれているのだと思った。
最後にお賽銭をして、引き返した。

帰りの道も長く、途中でスルーした分かれ道、林道か何か
もいくつか見受けられた。これも先程の道無き道と同じく
かなりハードな足場になっている。
実は自分の通った道はフェイクでこの地味な横道こそ
真の幻想の道ではないかと様々な誘惑に駆られてしまった。
山はひたすら人を惑わせるもののようだ。


さて、この次は時間ぎりぎりで八重垣神社=ゆかれいむ神社
にも行くのですが、(写真も用意している)
須我神社が本命だし、時間的な都合もあって割愛します。

今年はZUNさんとお話できたりもして、7年近く前に
僕が東方で夢見た事は全て叶ったのではないかと思います。
これが自分にとっては東方クリアだったのかなと。
どんな遠い願いも、追い求めればいつか手が届くのかもしれない。
一つの節目にして、来年は別の活動も考えてみたいものです。
お疲れ様でした。

最後にオマケ、秋の旧作オンリーで頒布したペーパーなど。
前に自分が発行した少数ペーパーをすごく気に入っていて、
また模倣したものですね。

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ではまた、いつかどこかで。



追記:
そう言えば、このレポのオチが抜けていたのです。
何が「幻想入り」かと言うと、この僕が須我神社から迷い込んだ山は
「八雲山」と言うようで。最奥でスマホを開くと現在地が表示できなくて
これは驚いてちょっと笑いました。
八雲の山で幻想入り・・リアルにPhantasmな体験だったと思います。
そしてこの記事を投稿した頃、僕は東方界隈からも幻想入りするだろう、
願わくば・・というところです。
2014年は素晴らしい年になりました。
何年もかかってしまった、僕の博麗神社探しはこれで終わりになると思います。

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ラジオは去年のものです。
当時から、重要な部分は聴き返して、と思ってた筈ですが多分忘れてて。
時々春河さんの件が気になっていたので、この機会にちゃんとメモしようかと。

たったこれだけの部分で、それ以外は早送りで飛ばしてるんですが
それでも10回以上とか聴き返してると何時間もかかりますね。しんどい。
とは言え妥協してる部分もあって、これが全てというわけではありません。
小さい相槌などはスルーで、特に気になる発言の部分を集中的に記録してます。
春河さん以外の発言は端折っていたりします。春河さんの部分はなるべく正確に。
ネットでも露出がとても珍しいので、人柄も含めこの回で伝わったのかなと思います。
だから言葉の細かいニュアンスまでメモしないと意味ないのかなと。

最初は春河さんだけ書いていたのですが、あまりにも前後が不明だったので
前半は神主発言なども多少補ってます。見づらいね・・

Z:ZUN 
オ:オコノギ 
も:春河もえ
以下で書かれている時間は実時間ではなくUST録画の再生時間なのでずれてます。
録画を保存されている場合の参考に。



2013/06/24 2軒目ラジオ第36回 春河もえ発言部分抜粋

6:55~ 春河です!初めまして。どうぞよろしくお願いします。

8:33~ オ:一軒目でお話聞いた限りでは春河さんはだいぶ二軒目ラジオを聴いてくれてる
     Z:あれあんまり東方関係ないw 
     も:いや、いやいや。憧れます。二軒目ラジオの収録現場にお邪魔できて
     オ:そんなこと言う人初めて
     Z:そんなこと絶対普段言う人じゃないからw

15:40~ Z:あずまさんともえさんの性格が違うから面白い
       基本的に自分で漫画家選んでるわけじゃない 編集さんから来た中で
       鈴奈庵は半年ぐらいかかった
       たまたますごいこれが(もえさんが)って選んだら(また女子大生だった)

18:15 も:東方について質問してもあんまり答えてくれない(笑)
       あずまさんは苦労してないんですか?
    オ:今日もあずまさんから質問事項を預かってます

22:18~ Z:メールに関してはもう当然見る気もない
      も:(笑)1話の時にね、あのー、にとりを描くんですけど
        えー、にとりの家に座敷を、座敷っていうか畳を敷いてもいいですかって質問をして以来、
        私はあまり東方に関して質問をしない…

24:50~ Z:もえさんは僕が依頼してないのに全キャラ描いてくれた
      も:まだ描いてないです(笑)
      オ:なんでもえさんって下呼びなのか
      も:春河が後付けなんです

50:50~ それ、わざとらしく振って… あ、そうです。小鈴の夏服はこんな感じです。
      これがね、あのZUNさんも私も小山さんも悩みの種だったんですよ
     Z:やっぱね暑そうな服である 企画自体も冬に考えたし最初は分厚い服だった

54:30~ Z:大きな声でって言われてる
      も:小山さん?あ、私ですか?すいませんでした。
      Z:何か言いたい事ないんですかね
      も:今後とも鈴奈庵をどうぞよろしくお願いします
      Z:ナニコレw
 
57:53~ 門限まで:あと8分

      いやいや、新しいプリキュアが気になりますねみたいなことを。

      その、何て言われてるんですか?

      そうですかでも、比良坂さんとかの方が身長比だったりとか、あの、
      舞台背景についての質問はすごいされてたっていう話を私は聞いたんですけど。

      そう、だから比良坂さんがどういう風に、そういう話を訊き出していたか私は知りたいんです
   
1:01:40 私もちょっと反省してるところが多々ありまして、その…
       始める時にね、もうちょっとこう江戸時代の背景だとか、調べてたら
       鈴奈庵の外界(がいかい?)についても、こう…

       でもそういうのをちょっと今反省して、博物館に行ったり(音飛び?)に行ったりしてます(笑)

1:05:30 いえあのほんと配信現場を生で見られて楽しかったです。

       今月の鈴奈庵どうぞよろしくお願いします



なお、あまりこれを勧めるのもどうかとは思うけど、
実況スレのまとめはこれですね
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/computer/42510/1351965323/161
この人があまり正確ではないと思ってるから僕は自分なりにやってる。

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レミリアとグングニルがどうたらと言うスレで結構適当な噂が
飛び交っていたのが気になりまして、
自分の記憶ではグングニルは黄昏の発案だったのですが
記憶違いだったらやべーということで録画見返してみました。
神主発言の内容は聞き取ったまま書いてます。



2012/0805@ゲームサマーフェスティバル
文VSレミリア対戦後

Q:グングニルはレーヴァテインに対抗して作られたか?

ZUN:大した話ではない
特に技名なんて結構適当だからさ
あんまりストーリー的にも関係ないし
やっぱ技は僕が作るわけじゃなくてさ
黄昏さんがゲームに合わせて作るじゃないですか
だから、で、技名から技を作る場合もあるし
技から僕が技名を決める場合もあるんですよ
グングニルはどちらかというと黄昏さんがやりたくて
だから槍は出したいと、だからまぁグングニルでいいんじゃねえの的な感覚でw
やー、原作では槍使わないよ?



対抗して作られた噂があるけどどうなの というニュアンスで訊かれて
神主にしては珍しく丁寧な回答をしている。(司会の促し方が自然だった)
最後に「代名詞になりつつあるスペルカード」と言われて
「やー、原作では槍使わないよ?」という反応なので、
これは普通に否定の意志として僕は解釈しますね。

ちなみに当時のスレ
gguniru.jpg


あと個人的に、フランが手に持ってる杖のような物は
レーヴァテインではない可能性も少し気になってます。
二次解釈と一次設定の溝はいつの間にかできるものですので・・

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pixivご無沙汰 日々の事 ツイログ一気読み tgt話題録 tumblr抜粋メモ nicolistほぼ東方 interviews.jpg自分の事 twitpic日記画像 亜奇数(Furcas)
  • Author: 亜奇数(Furcas)
  • ニコ厨。ゲーム廃人。東方廃人。血液型厨。こっそり絵師。
     東方話題が多いけど、サブカル・芸術などを対象に表現論とコミュ論をモヤっと書き綴る。
     何か調べ事でしたら記事に関係なく質問コメ貰えれば 分かる範囲で答ます。様々な相談にも対応します。
    ゲームは主にスマブラ ポケモン モンハン、心綺楼。
    絵のリクエストも暇だったら何でも受ける。
    当ブログ内の画像は商用以外の無断転載をほぼ許可します。
    コメント反応の目安は3日だと思って下さい。
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