~萌畢竟~思索考究

メインは東方雑記など。他マンガアニメゲームニコ動に言及。時々絵を描く。最近はTF玩具レビュー多め

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明けましておめでとうございます。本年もうっかり生きてたら宜しく、
(よろしくお願いしますだと誰に頼むんだよ?厚かましいって感じなので、
「よろしそうだな~と自分は思う」みたいな)

色々考えても結局更新できなくてこんな突発になりました。
人生は唐突に変わるから面白い、という幻想(それは酔っ払いが見る一時の夢だ!)。
生きるか死ぬかは矢張り重要な問題ではないのかもしれない、
幻想の美しさに比べれば。
まあ与太話でも聴いてくださいよ。
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神主は僕にお寺を継げって言うんですが、それは無難なアドバイスで
言ってるだけかなって思ったんです最初は。

でも今日考えてたんですが、ありがちな推測として
神主は「天才タイプの霊夢に憧れる努力家の凡人魔理沙」に投影してるのかな、
ってのがありまして、しかしこれは
魔理沙は都会(人里)を捨てて田舎(森の奥)に移り住んだという
現代の若者の逆じゃないですか?神主もこれは逆になってる。
それは幻想郷だから逆の思考(より暢気な暮らしをしたい)とも考えられます。
もう少し考えてみると(これは今日初めて思い至った事です)、
ZUNさんが幼少から近隣の神社やお寺に遊びに行くのが楽しくて
その思い出から今神社を舞台にした作品を書いてるのだとすれば、
文字通り人里離れた山奥の神社に住む「浮世離れした」巫女(霊夢)、
ヒトから何を学ぶ事もなく超然と魅力的な個性を放つその存在こそ
彼の理想・幻想なんだろうなという事です。

そうすると僕が田舎に帰って寺を継いだ方がいいという話は、
そんな霊夢を思い描くZUNさんからすれば当然薦めるべき
「幻想的な選択肢」なのかもしれない。

深読みから始まるのもまた宗教になり得る、キケンですね。(今年の教訓)



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どうもお久振りです。
10ヵ月ぶりの更新、結構毎日あれ書こうこれ書こうって悩んでましたが
それはまた次書くとして、全然別件で最近ハマってるソシャゲの紹介。
ゲームやりながら勢いで書いた、テキストだけなので
読むのはちょっと面倒かもしれない。宣伝効果があるのか謎ですが
ここまま公開しないのも無駄かなという事でブログに投下しておく。
ゲームやってるとシステム理解してない人結構多いなと思ったりするので
どうやってゲーム進めるかという基本部分の説明です。
せめて章題で分けてるので読み飛ばすのも良いでせう。
――――――――――――――

・前置き1 ~どんなゲーム?
夏頃に「にじよめ」というちょっとアレなゲーム配信サイトで開始した、
「MURAMASA乱」というソシャゲがあります。
元々はスマホ用のゲーム?を移植したようですが僕はこれが初。
スマホのソシャゲにありがちな、ガチャ引きまくってザコ融合で強化して
オートバトルで他人と対戦して・・という内容ですが戦略性が意外に高い。
艦これを基準に考えても装備(スキル)の自由度や属性の意識、
イベントの更新がとにかく早いことなど、
昨今のモバゲーなどに詳しいわけではないですがブラウザで遊ぶにも
十分やり甲斐を感じる良いシステムで結構はまってます。
アナログの対戦型トレーディングカードゲームなどの感覚にも近い。
対人でもっと戦略的な対戦要素が欲しいという人にオススメしたい。
そんなわけで少しでもプレイヤー増えればいいなという紹介記事です。
自分ならこうやってゲーム進めてるという軽い説明。


・前置き2 ~なるべく課金せず楽しみたい
多くの人はソシャゲに課金するなんて・・と思うかもしれません。
しかしパッケージ買いするゲームでも1回クリアしてそれっきり
起動しない事を考えると、1ヵ月遊ぶだけのソシャゲに数千円
課金するのは同じ事と言える気もします。
艦これで考えてもイベントの追加キャラで年に数千円は課金している。
MURAMASA乱は課金要素が驚くほど豊富で、良くも悪くも
金の力でカバーできる部分が多いです。忙しい人もいるのだから
これも良い意味で選択の自由度だと思ってます。
ここで紹介する話でも、最低限課金はあった方が楽しめる
という事になります。


・大まかなゲームの進め方1 ~ログイン報酬
なるべく毎日ログイン報酬を受け取り、
1週間か2週間ごとに来るイベントをプレイしつつ
通常ステージでレベルも上げて自軍(デッキ)を強化していく。
課金ガチャも頻繁に発表されるので気が向けばやってみても良い。
新イベントは次々来るのでやらない日が続いても特に損はない。
しかしログイン報酬・ログイン時間報酬は地味に美味しいので
無音放置でもログインだけはした方がお得。
無課金ではむしろその地道な積み重ねで強化していく事になる。
特に無課金でデッキの要になりがちなかなり強めのSSRカードが
定期的にログイン報酬になっているのでそれで着実に強くなる。


・大まかなゲームの進め方2 ~基本のやり繰り
ログインしたらまずログイン報酬を整理して、
次に通常クエストでスタミナを消費する。
ここで武芸者という所謂ソシャゲのレイドボスが頻繁に出る。
これは倒すほど相手のレベルも上がり単独で倒せない強さに
なるので、1発削ったら放置してフレンドや所属ギルドの人に
倒してもらう。この利点がとても大きいので、ゲームを始めたら
まずは多人数ギルドを検索して入ろう。
武芸者を多数狩るイベントもあるし、武芸者は倒しておけば
ガチャチケットや報酬金も少しずつ溜まる。
なお、面倒な時は武芸者を無視して再出撃すれば当分出ないので
数分放置でレベル上げするならその方が良い。
武芸者は数分で消える強い者、30分や1時間で消える通常がある。
スタミナが切れたら普通のソシャゲはここで終わりだが
このゲームは合戦(いわゆる演習、対人戦)で勝てば
すぐ回復できるので長時間連続プレイができる。
合戦は自分より弱そうな相手を選ぶ。
この対人戦で戦略が試される最も楽しい部分とも言える。
4戦すればスタミナも全快するのでまたクエストで消費。
その次は報酬を整理したりドロップを売却したりガチャやったり
よそ見してる間に合戦力がまた回復するので繰り返しになる。
イベントクエストがあれば通常クエストを控えてイベントを。


・大まかなゲームの進め方3 ~ガチャとカード強化
ガチャは武芸者報酬で無料のリスペガチャがやたら溜まるが、
これはHR以上で実戦投入したいカードを強化する素材(兵法書)
を一気に集めたい時などに使う。
リスペガチャ10連は所持空きが必要なのでこの整理は意識する。
1/3程度の確率でR兵法書が出るのでこれ以外は売却。
HR兵法書は武芸者報酬やリスペガチャで沢山出るが、これは
カードを最初に強化する時にだけ使う。
Rクラスなら4枚、HR以上なら最初に10枚使っておくとお得かも。
強化費用はレベルに比例して上がるので以後はR兵法書以上を使う。
このゲームは最初の1ヵ月ぐらいは強化金欠で苦しいかも。
(宝珠とお金の換金もできる。)
武芸者ガチャは3割程度Rレアが出てスキル集めにも期待できる。
チケットガチャはほとんど期待できないオマケ程度。
プレミアムガチャは暇な人の課金用。
BOXガチャというものが月1ぐらいで追加されるがこれは
出る物が決まっていて数十円から開始なので「あまり課金しない人」
向けのサービスガチャ。それゆえ1等もイベントSR程度の強さ。
他にイベント特攻ガチャも基本常にあって、これは
数千円課金すればイベントの稼ぎ効率が倍になる、などの効果。
真面目にランキングを目指す人は必要になる。


・大まかなゲームの進め方4 ~イベントと報酬
イベントには数種類ある。
ひたすら合戦で勝ってポイントを集め、
レア度でクラスが分けされた合戦でポイント集め、
勢力分けして合戦の総合ポイントを競う、
多数の新クエストが追加される、
短いクエストでランダム合戦してポイント集め、
短いクエストで武芸者を狩りまくってポイント集め、
などがある。
お金や宝珠稼ぎには良いがレベル上げが遅いので
通常クエストと並行するのも良い。
イベントの報酬は基本的に個人報酬とランキング報酬がある。
無課金ならほぼ個人報酬が目的で、最初に確認して
これが欲しいから今週はこれぐらいのペースでプレイしよう、
とイメージができる。
ランキング報酬は課金とニート向けだが欲しい報酬に
届きそうなら目標地点をチェックできる。


・基本事項1 ~カードの種類
このゲームはブラウザゲーには珍しく?ゲームページ下部の
ヘルプが分かり易い。絶対初期に読んだ方が良い。
説明はやや重複になるが、
愛(赤)・凛(青)・艶(紫)の三色があり、
その属性基準で強化スキルなどが存在する。
兵種も三種類あり、歩兵・騎馬・遠隔(銃や弓)はデッキの
配置も重要になってくる。
このゲームは前衛・後衛でスキル指定される事が多い。
歩兵は基本前衛に置くもの、騎馬は前衛でも後衛でも可、
遠隔は騎馬に弱いので後衛に置くのが基本になる。
ソシャゲの基本であるレア度でカードの等級が分かれている。
N<HN<R(<イベントR)<HR(<イベントHR)<SR(<イベントSR)
(<無料SSR)<SSR<MR、という強さの段階があり、
N・HNは通常ドロップや無料ガチャで大量に出るザコ、
最初に少し集めたらあとは基本的にひたすら売るだけの存在。
R以上が実戦で使うため、よく見て強化したり邪魔なら売ったり
後述の奥義の書化でスキルだけ保管する。
R以上は売却や強化で宝珠というアイテムが蓄積して
申し訳程度にアイテムの交換などできたりする。
このゲームはカード所持数がかなり厳しく、R以上で実用を
厳選しないと常に所持数オーバーで悩む事になりがち。
通常HRは無課金では少しずつしか集まらないので進化も難しい。
しかも簡単に手に入るイベントHRの方が断然強いので
通常HRは開始初期で戦力になる以外は
暇人のコレクション要素以外なら売るか奥義の書化する。
通常SRも通常HRと近い扱いで、集めて進化させるのが
無課金では数ヶ月以上かかる。実用性が無くはないので
当分は一応入れて主力か主力補助みたいな扱いになる。
これまた比較的頻繁に入手できるイベントSRが存在して
無課金ならSSR並に強いのでゲームを始めて最初の
2ヵ月ぐらいこれが主力になると思う。
無料SSRはログインボーナスやイベントで多く配布されるもの。
集めて進化しないと少し数値は低めになっているが
スキル3つある時点で無課金の中では最強に近い。
好き嫌いに関わらず主力に使わざるを得ない。
通常SSRは無課金で引くのは極めて困難。強さに大きな幅があり
何度も戦ってる間に名前は覚えるだろう。
無課金でもイベントSRなどを充実させれば一応勝負にはなる。
MRは重課金用のカード、異常な強さで1人でも勝ち目は基本ゼロ。
対人戦イベントではMRを持ってる人はメモして以後回避する。


・基本事項2 ~カードのスキル
R以上には固有の奥義(スキル)の計略や戦技が基本的に存在する。
強化画面で奥義の書化というメニューがあり、どんなカードでも
スキルだけをポケモンの技マシンのような状態で保管できる。
このスキルの入れ替えが自由なので例えば艦これで持てる主砲
装備の不可などが存在しない。戦略の幅がかなり広い。
レア度の等級で数値の強さは大体決まってるのであとは
好きな絵柄のキャラ(ガワ)に強いスキルを搭載する形になる。
基本はR・HRクラスでスキル1つ、SRで2つ、SSR・MRで3つスキル枠。
ただしイベント配布Rではスキル3つ、HRで2つ、という特例もある。
このカードは実質ワンランク上の性能と言える。
レア度ごとにデッキ配置の指揮力(コスト)の幅も大体決まっていて
Rで10~20、HRで14~28、SRで21~35、SSRで34以上、MRで60程度。
基本的にこのコストの数字通りの攻撃力・防御力・知力。
知力とはスキル計略が発動する早さ(優先度)。
知力が極端に低いキャラは攻撃型戦技だけ使うのが良いかも。
計略は指定ターン最初に必ず発動するスキル。
戦力が低い人数合わせRクラスでも計略で活躍できたりする。
戦技と攻撃の速度はどうやら隠しステータスのようで
使って覚えるしかないかもしれない。


・その他
よくある強いスキル(攻略wikiでも紹介されているが)

・白頭巾:攻撃・防御を2ターン下げる無課金最強クラスの技。
スキル枠が多いカードで白頭巾連打するだけで強い。
SSR未満でこれより強い補助(デバフ)スキルはほぼ存在しない。
武芸者ガチャなどいつでも入手しやすいのもポイント。

・さらさら越え:1ターン目相手全体の攻撃を下げる
防御で必須となる計略。まずチュートリアル寺子屋などで
手に入るのでそれを当分主力になるSSR黒田官兵衛などに
入れると良い。武芸者ガチャやイベントドロップで
複数集まればデッキに複数入れるとより手堅くなる。

・朝倉の武者犬:1ターン目相手3体に先制攻撃できる最強スキル。
かなりレアで無課金で持ってる人は稀。
知力(11000以上)と攻撃(15000以上)が高いキャラに最適。
つまりさらさら越えより先に発動しないと意味がない。
SSRなど攻撃力15000程度なら1発で倒せない時も多い。
そんな時対策となるのが「直江状」というさらさら越えと
似た計略、防御を上げつつ回復もする。しかしかなりレア。

・無敗神話:2~3ターン目防御を上げるこれも必須計略。
さほどレアではないが簡単に手に入る方法は微妙(?)。

・絶対守護:3ターン目から防御を上げるかなり強い計略。
あればとても便利な防御スキル。ややレアだがいずれ入手できる。

・甲斐の虎:比較的簡単に入手できる前衛三体攻撃の技。無課金の主力。

・吹雪の乱舞:時々手に入る前衛全体攻撃。
甲斐の虎の上位互換っぽく、これで全滅する事も多い。

・制圧射撃:同じく時々手に入る後衛全体攻撃。

――――――――――――――
・最後に
このゲームはカード対戦要素が強く、ひたすら強さを目指す
以外にも自分なりの縛りプレイや好きなキャラで勝つなど
様々な遊び方ができると思います。
強い課金SSRがなくてもランク限定イベントでは楽しめたり。
本当に良く出来たゲームですね。

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どうも、ツイッターで書けなくなった事もあって、今年はブログの更新を
少しでも増やせたらと思ったけど上手くいきませんね。
そんなわけで月末に苦し紛れの雑記です。
1月末はイベントや締切が重なって落ち着かない感じ。

いくつか話題はあったはずで、
自分が東方を通じて得たものはとか、
艦これを比べるとどんな魅力がありそうか、とか書くつもりでした。

少なくとも自分の根っこはだいぶ東方の人間ですが、
そんな僕が艦これを見ていて思う事、というのは継続的に
記録していきたいなと思うところです。
去年1度書こうとしたことは、艦これでキャラを絞って好きになってみると
どんな感覚になるかとか。
いわゆるキャラ愛、東方でもひたすら特定のキャラだけが好きな人はいるでしょう。
自分は最初、東方で一瞬登場してやられるだけのボスの
魅力とかが理解できなかったものです。
二次創作を含む「界隈」に身を置かないと普通そこまで興味を持てないものだと思う。
その結果として本家に対して再登場して欲しいキャラという願望・期待が
生まれてしまう。最初から一次と二次で溝ができてしまう仕組みだなと思う。
少し話を飛ばすと今艦これでアニメに出るキャラが話題になりがちです。
これによって一喜一憂する人は少なからずいる。
東方より艦これはもっとキャラの価値がフラット、と言っていいか分からないけど
一部の人気キャラ以外では史実的な事情など込みで
目立たせるべきキャラを最初から絞っているのだろう。
なかなか艦これアニメを観て東方だったら~と言えない部分もある。
まぁ、この件はいくらでも話を拡げられるから特に理由もなく一旦切ります。
前の記事でも少し書きましたが、僕としては近年、ノベル版を読んで
かなり作品世界のイメージが広がるというきっかけが多いです。
艦これも、ノベルを読んでイメージが大きく変わりましたね。

さて東方に少し話を戻してみて、
なかなか最近自分が何をやってるかという説明をしづらいのですが
(どうなんだろう、ツイートはしないと言ったけどブログでは
普通に書いてしまっていいんだろうか?)
理由の1つとして、真の幻想入りは誰からも忘れられる事だから
僕も東方界隈から必要とされず忘れ去られたいという目標がある。
僕はひたすら天邪鬼な人間で、人がダメだとする事を敢えて
やってみたくなったりします。
ZUNさんが言うバカにされたいというのとは意味が違うでしょうね。
もっと単純に反発精神の塊というだけで。
ZUNさんは何だかんだで「人から好かれる事をすべき」と思ってそう。
少なくとも平均的な作家よりはそこの配慮ができる人格があるのでは。
そういう部分が東方世界の魅力に繋がってるのではないかと
ごく最近思いました。
僕があんまり今まで他人に感じた事がないタイプの優しさがある人なんだなと。
何か恥ずかしい言い回しですねw
まぁ色々とお返しという事で、今回だけは持ち上げておこうという、
エサを貰った野良犬のような状態です・・

何か、具体的な事は何一つ書いてないですね。
二軒目ラジオとかで面白い話は色々とあった。それとは別に、
イベントのたびにZUNさんや それからポリポリクラブのトークを聞いてると
精神的な発見がある、とでも言いましょうか。最近は毎回それがあります。
それはつまり、東方の設定を聞く面白さとかより(だって、それって結局
知ったところで僕に1円の得もないですから・・)
木村さんやZUNさんの生き方や野望について理解する方が
自分も将来について希望が湧きます。
そう、本来僕が東方に興味を持とうとしたのもそういう部分だったはずだ。
来た所、あるべきところに戻るのは良い事だと思いますよ?

何の話か分からなくなってきたので、曖昧なまま打ち切り日記です。
明日・明後日は闘会議ですね。
ゲームと、半リア充なイベントを カラダで、満喫してきたいですね。
暇な人も、暇じゃない人も、是非。

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2015/1/31:抜けてた補足を最後に追記

8/31の出雲旅行記、無駄に具体的な話たっぷりでお送りします。
―――――――――――――――――――――――――――

・(割と長い前置き1 神代幻想

早いもので、とある旅行から1年になりますか。
(そのレポは記憶の底に沈んでしまいましたね…)
今年も色々な縁か、あるいは穢れた欲の導きで幻想の地へ赴きました。
白馬で博麗神社を探し始める前、2008年頃?
僕が最初にここだ!と思ったのは出雲の近く「日本初の宮」と言われる
須我神社でした。かなり古い記事です>http://furcas.blog39.fc2.com/blog-entry-215.html

香霖堂の記述は霖之助の妄想であり、神主の後付け設定だろうから、
博麗神社が須我神社だと考えるのはかなり強引な発想だと自覚できます。
「共感いただけない」かもしれません。それでいいと思います。
順当に考えれば神主が思い出深いのは故郷などでしょうから。
その意味ではここが博麗神社だろうなと思う場所は別にありました。
しかし、それを踏まえた上で個人的に幻想を感じるのはまだ、
出雲の方でした。僕は同人誌を買う時もそんな「自分だけが見つけた」
マイナーサークルに幻想を感じてしまいます。
長野・白馬の方は既に何人か探訪されている事でしょう。
めぼしい神社を細かく調査された方もおられるでしょう。
出雲も交通的にはかなり行きづらい場所にあり、数年前に僕が
妄想記事を書いた程度では誰もまだ行ってないかもしれません。
僕は生きてる間に一度は須我神社に行ってみたいと思っていました。
何でもない寂れた神社、そして恐らく…「元ネタではないであろう」
本当に何でもない神社。そこに一人でふらりと行って沁み沁みしたかった。
それが僕の東方クリアの1つだと思っていたのです。
以下少し端折りつつ?(端折らない)探訪旅行のレポートを書きます。

・(前置き2~往路

旅行に行くことに決めたのは結構直前。
父方の実家が岡山(県境寄り)なので帰る機会は数年に一度あって
例の記事以後は「やくも」に乗るなら出雲に行きたいとも思っていた。
前回母とそんな話をしていたけど、先に亡くなってしまった。
今回も東京からでは遠いので乗り気ではなかったけど、いつも通り
直前になって決断した。去年の東方探訪から、旅行が好きになった。
東方探訪は交通費1万円や2万円以上の価値があると感じた。
(あるいは、僕の中の幻想がその価値を超えた。)
調べてみると案外、東京から出雲大社直行バスが片道1万円。
しかも乗ってみるとよく乗る関西ー関東のバスでは見た事ないほど
豪華なバス。新幹線並みの席というか。ちょっと驚き。
そして…この話はしない方がいいかもしれないけど、
自分のブログなのでやっぱり書いてしまおうかと思う。

・(東方にあまり関係ない側面

僕は去年から艦これも多少やっていて、最近復帰して
公式漫画や小説にも興味を持ち始めた。
瑞鶴というキャラが好きで、幸い主役の小説も出ている。
東方なら自分の好きなキャラメインの公式小説が出るなんて
まずあり得ない事だろう。これはとても幸福な事だと思う。
二次SSを殆ど読まない自分だが、流石(ミリの)プロが書くものは
元ネタ知識がかなりしっかりしているように見える。
(あとキャラ性格の描写が素人よりとても丁寧)
東方では元ネタはあまり注目されないが、これでもかと言う程
戦時中の歴史が解説されつつ艦これ世界に反映されている。
ある意味、東方元ネタ厨的には馴染みやすいジャンルかもしれない。
そして小説を読んでいるとゲームでは伝わらない世界観の細部が
隅々まで説明されている。これは神主ならあり得ない。
ともかく、公式漫画や小説を読むとかなりずぶずぶと世界観に嵌る。
歳を取るほど移入心が強まる僕は行きのバスで数時間小説読んで
すっかり瑞鶴たちが大好きになっていた。
艦これを通して東方とのキャラ愛の違いについて考えたい
と最近では思っている。気持ち悪い言い方だが、
この旅行は瑞鶴と一緒に居るんだ!とさえ思っていた。
折角良いバスだが旅行の往路では緊張やらであんまり熟睡できない。
それも旅行の愉しみ。案外早く出雲に着いてしまった。

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・(出雲到着~町の様子

バスの途中では雨だったので心配していたが、岡山から出雲に出ると
すっかり快晴だった。海が近いのもあってか?
観光地とは言え、朝の9時で大鳥居~参道の茶屋はどこも開いてない。
歴史ある町並みという程でなく、ハイカラな喫茶とローカルな店が
交互に並んでいた。民家もあるし、大鳥居の下にはガソリンスタンド
そして信号だらけという無粋さ。

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最近ニュースで富士山に電柱が合うとか合わないとか話題が
あったけど、鳥居と電柱が並んでうまく写真撮れないのは
ちょっと不味いなぁとは思った。これが日本で最も歴史ある神社か?
一応、バスターミナルが参道の端、神社直前にあるので
長い参道の茶屋に客が少し入りにくい気がした。
電車の駅はと言えば、大社前駅は超ローカル感あふれていて
有名な観光地とはちょっと思えなかった。カフェは横にあったけど。
土産物屋はジュエリーが妙に多く、どうやら出雲の勾玉特産なのか、
近年の女性向け縁結びツアーを意識しての事だろう。
日本一の観光地を自負する京都民からすれば、ここの観光業は
あまり発展していないという印象だった。勿体ない。
それとも遠隔地相応の需要しかないのだろうか。
奈良の三輪神社付近のような印象に近かった。
まだ午前で出雲そばの店につい入りたくなったが我慢した。

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・(出雲大社~

100m以上の松並木と広い自然公園。神社の境内という感じではない。
この広さで飲食禁止だと少し疲れる気がする。
つい最近、広さで有名?な明治神宮に行ったけど、中にレストランが
あったり、休憩ベンチがあってあれは公園らしかった。

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そうして拝殿・本殿、でかい。
まだ午前とは言え観光客がぞろぞろ歩いている。
お年寄りの団体ツアーは手際よくガイドさんが解説して回っていた。
境内社は多く一周歩いて回るだけで1時間以上、そして宝物殿がある。
宝物殿は小さい博物室で、年間行事と歴史、刀剣や模型、天井絵が
観られる。最後に入口の係員に天井絵はなぜ7雲なのか?
という話を振ってみたのだけど、個人的な解釈なのか神社全体の
テンプレなのか、多少納得できるような話は聞けた。
天井絵7雲については数年前調べた時から気になっていた事だ。
9雲の絵が神魂神社にある、という話も最後にされていた。
(しかし冷静に考えると一般公開されてないと思う…)
いつも肝心な時にコンパスを忘れてしまうのだが、神社の方位に
ついても少し訊いたら、出雲は黄泉の見張り?になっている
かもしれないとかそんな話もあった。
本殿、大国主の向いている方角の解釈について邪推的な説も
あったかな?出雲について調べたのが数年前なのでおぼろげ。
まぁそういう歴史家の邪推は神社の人は嫌がると思う。
お守りの販売所では遷宮記念で「蘇り」というお守りがあって
黄泉にちなんでるのかなという気がしたのでそれを買った。
(次の遷宮まで僕は生きてられないだろうなぁ)
おみくじは「全て良し」という大吉っぽい内容。ホントかー?

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そのまま広い神社の敷地の裏手(西北側)に出ると
稲佐の浜へ行けるようだが、見た感じ歩いて行くのはキツそう。
丁度その参拝客を狙って蕎麦屋や土産物屋があった。
この土産物屋は大きくて、大社や勾玉のキーホルダー、日用品、
酒類、食品一通りあった。島根の地ビールも何種類かあった。
ここで買うのが正解、と思ったが目当ての神社で買うべきだったと
少し後悔する……。
この時まだ12時半、午後からは日御碕というバスで数十分の岬に
行くと大きな神社があるのでそちらに向かうか、すっぱり諦めて
念願のスサノオにまつわる神社に行くか迷うところ。
一人旅で、しかも僕は観光地をピンポイントで回りたい性格ではなく
神社とあらば片っ端から回りたい、そして地域全体の雰囲気を
把握したいと思ってる、いわゆる民俗のフィールドワーク?が目的。
そうなると初めての土地で散策にどれくらい時間がかかるか読めない。
特に地方のバスは本数が少なく終バスが早いので
注意深く行動しないと帰りが面倒なことになる。
日数が限られているならタクシーを使わないと
バス待ち30分単位の痛手が響いてくる。

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・(古代出雲歴史博物館へ http://www.izm.ed.jp/

まだ甘かった。午後から博物館をサクっと回れば
神社も間に合うと思っていた。
この博物館は非常に近代的なオシャレ建築でしかもやたら広い。
出雲大社のわきにあるので近いが少し面倒でもある。
客入りは少なめで管理費が心配なところ。
(コインロッカーは無料。カフェもある)
まず入り口から受付が丁寧で質の高さを感じる。県立パワーである。
ここに行ったのは正解とも失敗とも言えて、
半日かかる程広くて出雲の歴史を満喫できる内容だった。
教科書に載ってるような土器や埴輪が網羅されている。
速足のつもりだったが3時間半かかって、乗り継ぎの都合を考えると
もはや神社巡りは難しかった。せめて近隣だけでも、と思い
記念に海を見たくなった。

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・(稲佐の浜~初日終わり

方向音痴なのに惰性と勢いでどんどん歩いてしまう癖で、
結局稲佐の浜に向かって歩いた。普通の住宅地ばかりだけど、
至る所に小さなお社はあった。何の神社かは分からない。

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阿国の墓は有名で、他は無人の正直マイナーな神社だと思う。
時間やばいと思いつつ結構全部見て回った。
やっぱり浜までは歩いて20分近くかかる。スマホのマップでは
この辺りは正確に表示できないようだった。
海の近くでも案外潮の香りなど分からないものだ。
何年も海水浴に行ってないので浜が見えた時は嬉しかった。
しかしこの時点ですぐ帰るべき時間。稲佐の浜展望台という標識
があったけど、しばらく坂を歩いてこりゃ無理だと引き返したり。
ここからはかなり判断がシビアになってくる。
稲佐の浜はごく普通の海水浴場で客は数人程度。観光客も数人。
大岩に小さいな祠があった。その近くで地ビールでも飲みたかったが
時間がないので海水で軽く手を洗っただけ。いつかのんびりしたい。
そして無謀にも浜から外れにある因佐神社という場所を目指した。
いかにもローカルな住宅の奥。マップが見えなくてかなり焦った。
神社はと言えば、名前的に因幡かと思ったらタケミカヅチだった。
確かに所縁ある神だがこんな外れに祀られているとは。
出雲大社周辺は取り敢えず回れたので満足の1日だった。
(帰りは岡山までどうにか終電に間に合った)

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・(2日目 松江探訪への決意

本来なら、ここで終わる予定だった。
法事があり、親戚と話してあら夕方、となる筈だった。
運命は自分の力で変えるものだと、ひぐらしで学んだ部分もある。
旅行なんて滅多に行けるものではないから、
その1回のチャンスをどう活かすか、時間配分は強引にでも
調整すべきだと思う。
僕はプラン通りにゆったり旅行したいなんて思えないたちだ。
夢中で走り回って、滑り込みセーフの連続でこそ感動がある。
かなり悩んだけど、親戚に無理を言ってやっぱり何としても
須我神社に行きたいと決意をあらたにした。

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岡山の桃太郎で有名な神社や後楽園のオシャレなビアガーデンに
行く予定だったのだが、何もかも投げ捨ててでも、今、
須我神社に行かなければいけない気がした。
僕は刹那的な人生計画で、自分がいつ死ぬか分からないと思ってる。
母が、「今度出雲行こうね」で行けなかったように。
平和の国日本でも命はあまりにも儚い。
命への執着、周りに迷惑をかけてでも願いを叶えたいというエゴ、
僕にとって東方探訪は穢れと欲に満ちているようだ。
そうして岡山から再び出雲方面へ、どうにか間に合う電車に乗った。
松江という場所は、出雲市からでも少し遠く、名所も多いようで
中々出雲と松江両方を1日で回るのは難しいor無理だと思う。
何せ地方なので夕方にはあらゆるお店が閉まりバスも無くなる。
松江と言えば東方関連で言えば小泉八雲も気になるが、
須我神社とあと何かを回ればそれだけで時間が限界だった。
神社1軒でも十分滑り込み状態だった。

・(はじまりの地 ~ Wondering phantasmal place.

ちなみに須我神社は島根の神社一覧?ガイドマップ
(博物館に置かれていた)にも書かれているし一応無名ではない。
ただ最寄駅から10km程あって、バスもあるらしいが
待ち時間が難しいのでタクシーで片道5000円という手になる。
運の巡りは良かったようで、僕が乗ったタクシーの人は
僕と変わらないか僕より神社に詳しいぐらいのおじさんだった。
(他の話もしたけどかなりインテリ風の人で内心驚いた。)
昨日出雲の博物館などで読んだ事を一通り知っていた。
新しい発見とまではいかなくとも、現地の人と出雲一帯の
神社や観光の話を1時間以上したのでタクシー代は
ある意味それに払ったような感じ。
確か往復で丁度1万円だったけど、神社何軒も待って頂いたので
そこは本当に有難かった。
相手も話せて嬉しかったのか、それとも料金サービスしてでも
客を捕まえておく方が地方タクシーでは儲けになるのか…。

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izumo27.jpg

普通の道路沿い。須我神社への看板はいくつかあった。
とても正直に言えば、「日本初の宮」という伝説が
正しいとはあまり思っていない。神社という様式が
中世以後に広まり、記録にも残っていったのだと思う。
その記録技術の問題もあって10世紀以前は余程大きな
ものでもなければ全く記録が残っていないだろう。
(タクシーの中でそんな話もした。)
ともあれ、今自分があの夢見た神社に立っていると実感できない。
2008年学生だった頃に「生きてる間にいつか行きたい」という
漠然とした夢・幻想を抱いていただけだった。
その後博麗神社のモデルのヒントを色々と得ても
僕の頭に浮かぶのはいつか須我神社の境内に立つ事だった。
気持ち悪い話だが、そこでこそ霊夢に「会える」と思っていた。

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取り敢えず機械的にあちこち写真を撮れるだけ撮りはした。
神社で高い石段を上るという立地は少し珍しい。
つい、石段というだけで博麗神社の面影を求めてしまう所はあった。
そして境内の天を突く御神木、三月精「二つの世界」にある木の結界を感じる。
社務所には普通の田舎らしいおばさんが居て気軽に対応された。
一応名所という事もあってか、名前入りの神酒やグッズもある。
普通のお守りと神酒を自分用に買ってしまったが、
後になって知人への土産もここで買うべきだったと後悔した。
おみくじは地味に吉。
社殿に関しては特に何も感じ入る程の事は無かった。
敢えて言えば、自分にとって須我神社というイメージが
長年がっちりと固まっていたのだろう。
想像の美化は現実を超えてしまうものだ。
石段を登って、脇には御神木、イメージ通り。
ネットでは気付かなかったが、その横も石段のような地形で
境内社が並んでいるという、これまた少し変わった配置。
社務所の人に横は何ですかと訊いたが
「ごく一般的な~~社です」と言われていた。
境内はすっきり整頓されており、正直「これだけか」
という寂しい足取りだった。イメージではここで2時間は
ぼんやりしてみたいと思っていたのだが。

izumo31.jpg
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少々罰当たりながら僕は神社の裏手なども必ず見るようにしている。
境内右奥(北東側?、コンパスはないが道の方向的に須我神社は南向)
にも鳥居があって山奥へ続く道だった。
登り始めると階段らしく整備はされている山道がかなり長く続いている。
何度か曲がる箇所もあり、獣道というか林業用?の分かれ道の痕跡も
そこにはあったように見える。

izumo34.jpg
izumo35.jpg

タクシーを待たせていて30分程度と言ってしまったこともあり、
そもそもこの山に登るべきではなかったわけだが、
(境内眺めるだけで30分経っている)
それもまた自分の欲の導きとしか言い様がない。
ここが自分の夢見た地、この悲願さえ叶うなら
僕の人生が終わってもいいとさえ思っている。
ある程度登ってまた奥が見えないような長い道が見えた時は
時間的にはアウトだなと思いつつ行くしかないという決意だった。
タクシーのおじさんと、それから現世を捨てるような感覚。
僕は私服もスーツやYシャツの服装をしていて、この時も
片手にお土産提げてるという、いかにも仕事帰りのような、
現実的な服装で知らない土地の山奥を走っているシチュエーション。
幻想入りってこうなのかなとも思った。
行きは夢中で一本道のつもりでも、かなり距離があるので
迷って帰れないという不安がよぎった。山の中では方向感覚が無くなる。
ある程度登った所に縄が貼られていた。その先にはお堂が見える。
いよいよ幻想入りの予感がした。

izumo36.jpg

そこを超えていいのか?と少し躊躇ったりもした。
全く非現実的な話ではあるが僕はこの日本に生まれ育ち
心のどこかで1%くらいは神の存在を肯定しているように思う。
その1%が僕をこの遠方の山奥まで運んだのだ。
僕は幻想郷が、あって欲しいと思っている。

手を合わせ、結界を超えた。
その先には二手に分かれた丘とお堂があった。
この出雲に来て最初はなるべくお賽銭には五重縁を入れていたが
財布で尽きたのでそこからは仕方なく1円を置くしかなかった。
この先にもまだ道があり、途中のお堂にお賽銭を置かないと
道に迷ってしまいそうな恐怖があった。
奥が見えないほど長い直線の道。
汗をかき、蚊に刺され、息切れをして先が見えない山道を走る。
幻想入りという言葉を今間違いなく実感していると思った。

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開けた丘の上に木造の鳥居があり、奥と、横にも小さなお堂が
あったように思う。それぞれが神社という扱いのようだ。
細かく調べてはいないが、この山周辺の領主か何かだろうか。
須我の山の上にこれほど奥まった社があるという事に驚く。
ここにも1円を置いて、そしてまだ求めていた。その先を。

izumo39.jpg
izumo40.jpg

道は途切れるようになくなっており、藪の中。

道がないという事は実は恐ろしい事である。
僕は道がある限りどこまでも歩いて行って探索する性格で、
これは3Dアクションゲームでフィールドの抜け目(バグ)
を探したりする基本だ。しかしこの時恐怖したのは、
道がなくても道があると信じてどこまでも歩いてしまう、
という事。ここで道はなくても、進みたくなってしまった。
あと一歩で、あと一歩で幻想入りできるかもしれない。
今僕が諦める次の一歩こそ境目かもしれない。そして更に次が。
幻想への欲望がループを起こしている。
ここで踏み留まる者は現実に残るのであろうと。
かなり科学的・物理的な思考が強い自分ですがこの時は
常識を少し捨てていたように思います。
無い次の一歩を踏み出した。
土手の端がずるりと崩れた。
慌ててバランスを取って後ろに下がった。
この先には博麗神社や幻想郷があるのかもしれないけど、
僕はまだこちらに魂が引かれているのだと思った。
最後にお賽銭をして、引き返した。

帰りの道も長く、途中でスルーした分かれ道、林道か何か
もいくつか見受けられた。これも先程の道無き道と同じく
かなりハードな足場になっている。
実は自分の通った道はフェイクでこの地味な横道こそ
真の幻想の道ではないかと様々な誘惑に駆られてしまった。
山はひたすら人を惑わせるもののようだ。


さて、この次は時間ぎりぎりで八重垣神社=ゆかれいむ神社
にも行くのですが、(写真も用意している)
須我神社が本命だし、時間的な都合もあって割愛します。

今年はZUNさんとお話できたりもして、7年近く前に
僕が東方で夢見た事は全て叶ったのではないかと思います。
これが自分にとっては東方クリアだったのかなと。
どんな遠い願いも、追い求めればいつか手が届くのかもしれない。
一つの節目にして、来年は別の活動も考えてみたいものです。
お疲れ様でした。

最後にオマケ、秋の旧作オンリーで頒布したペーパーなど。
前に自分が発行した少数ペーパーをすごく気に入っていて、
また模倣したものですね。

sgsgskLAIM.jpg

ではまた、いつかどこかで。



追記:
そう言えば、このレポのオチが抜けていたのです。
何が「幻想入り」かと言うと、この僕が須我神社から迷い込んだ山は
「八雲山」と言うようで。最奥でスマホを開くと現在地が表示できなくて
これは驚いてちょっと笑いました。
八雲の山で幻想入り・・リアルにPhantasmな体験だったと思います。
そしてこの記事を投稿した頃、僕は東方界隈からも幻想入りするだろう、
願わくば・・というところです。
2014年は素晴らしい年になりました。
何年もかかってしまった、僕の博麗神社探しはこれで終わりになると思います。

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